「第116回医師国家試験」における私立大学の合格率一覧!【2022年データ】

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 医師になるためにパスする必要がある医師国家試験。その第116回試験の結果が2022年3月16日に発表され、合格率は新卒者で95.0%、全体では91.7%となりました。各大学の個別の合格率はどのようなものとなったのでしょうか?

 そこで今回は、厚生労働省の「第116回医師国家試験の学校別合格者状況」を基に、第116回医師国家試験における私立大学の合格率一覧を紹介します。

(出典元:厚生労働省「第 116 回医師国家試験の学校別合格者状況」

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自治医科大学(100%)

画像:自治医科大学

 第116回医師国家試験における自治医科大学の合格率は100%でした。受験者125人に対し、合格者は125人となっています。

 自治医科大学は栃木県下野市に本部を置く私立大学で、旧自治省行政局の主導のもと1972年に設置されました。同校では6年間を寮生として過ごすことになります。寮はキャンパス内にあり、全員に個室が与えられているほか、6年生専用の勉強室や勉強会を開ける自習室などもそなえており、勉強に打ち込む環境が整っています。

 自治医科大学の医師国家試験の合格率は、114回・115回・116回のいずれも100%となっており、105回以降においては一度も98%を下回っていません。全国平均では90%を下回る回が複数あるほか、最高の年でも92.1%となっています。全国平均と比べると同校の医師国家試験における実績がいかに優れているかがわかりますね。

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慶應義塾大学医学部(96.5%)

画像:慶應義塾大学医学部・医学研究科

 慶應義塾大学の第116回医師国家試験の合格率は96.5%でした。受験者116人に対し、合格者は110人となっています。

 慶應義塾大学医学部は1917年に慶應義塾大学部医学科としてスタートし、2017年には開設100周年を迎えた伝統ある学部です。現在は一般入試試験における成績上位者に年間200万円の給付を行う「慶應義塾大学医学部人材育成特別奨学金」を設けることで、若い才能に対してより大きな門を開いています。

 慶應義塾大学医学部の卒業生にはドクターシーラボ創業者の城野親德さんや、国立がん研究センター東病院精神腫瘍科病棟医長の藤澤大介さん、北里研究所病院内視鏡手術センター長の渡邊昌彦さんなどがいます。また日本人女性初の宇宙飛行士として有名な向井千秋さんも同校医学部卒業生の1人です。

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