日本が誇る世界的テクノポップユニット「Perfume」。広島のローカル音楽ユニットとしてスタートしましたが、いまや20年以上のキャリアを持つ世界的テクノポップユニットに成長しました。2022年8月から全国9都市をめぐるアリーナツアーも予定しており、その勢いは未だ衰えることがありません。

　中田ヤスタカさんが手掛ける音楽や、演出振付家のMIKIKOさんによる独創的で緻密なダンスや、統一感のあるアートディレクションなど、さまざまな魅力を持ったPerfumeですが、今回はその「ミュージック・ビデオ（MV）」に注目。数あるシングル曲の中から「MVが一番好きな楽曲」についてアンケートを実施します。まずは投票対象の中から3曲のMVを紹介します。

Magic of Love

　2013年5月リリースのシングルで、YouTube再生回数は2022年6月1日時点で約2168万回です。

　ビビットカラーの華やかなMV映像の見どころは、サビに入ってからのスピード感のあるダンス。シンプルに見えて非常に複雑な動きをしています。細部の振り付けを注意深く見ると、新たな発見がある作品です。2014年には「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2014」で最優秀ダンスビデオ賞を獲得しています。

　カンロ「ピュレグミ」のCMソング、日本テレビ系「スッキリ!!」のテーマソングにも起用されました。

TOKYO GIRL

　2017年2月15日リリースの23作目のシングル。MVの再生回数は2022年6月1日時点で約3999万回です。

　東京の夜景をバックにエレベーターガールに扮した3人が登場し、幻想的な街並みが映し出されます。東京の夜景の未来的なイメージが、Perfumeの世界観にピッタリはまっていますね。

2017年には10年連続出場となったNHK紅白歌合戦で披露され、2018年には「第4回 Perfumeダンスコンテスト ～踊れ！TOKYO GIRL～」の課題曲になるなど、多くの人の記憶に残る曲になっているのではないでしょうか。

無限未来

　2018年3月14日リリースのシングルで、大ヒット映画「ちはやふる」の完結編「ちはやふる-結び-」の主題歌でした。MVの再生回数は2022年6月1日時点で約1225万回です。

　リリース時は、ハイヒールでのダンスがトレードマークであるPerfumeが、軽やかに裸足で舞うビジュアルでも話題になりました。スタジオ収録のMVが多いPerfumeですが、「無限未来」では野外、しかも広大な自然を表現するためにグアムで撮影され、Perfumeとしては初めての海外収録となりました。

　壮大なスケールと緩急のある曲構成、そして上品ながらも野性味を感じる力強いダンスは、世界を見据えたPerfumeの新たな第一歩にふさわしい作品といえるでしょう。

MVが一番好きな「Perfumeのシングル曲」は？

　PerfumeのMVは楽曲のプロモーションという次元を超えて、アートディレクション、音楽、ダンスが三位一体となったアート作品といえるでしょう。候補はMVが公式で公開されているシングル曲を対象とします。

　もし候補曲以外を選びたい場合は、「その他」を選択したうえでコメント欄に楽曲名をご記入ください。個人的な思い入れや語りたい思いがあれば、ぜひこちらもコメント欄で教えてくださいね。それでは皆さんからの熱いご投票、お待ちしております！

参考

• Perfume（Wikipedia）
• Oricon News-“裸足”で舞うPerfumeが新鮮 『ちはやふる』主題歌シングル新ビジュアル（ORICON NEWS）
• Perfume、グアムの大自然の中で撮影された「無限未来」MV（音楽ナタリー）