大学の名前は受験生にとっては目標となるもので、卒業生にとっては出身校として履歴書や経歴書に書くもの。文部科学省が発表した「令和3年度学校基本調査」によると、日本には803校もの大学があり、そのうち619校は私立大学となっています。そんな多種多様な個性を持つ私立大学には、印象的な名前を持つ学校も少なくありません。

　そこで今回は「『東海・北陸地方』で名前がカッコいいと思う私立大学は？」というアンケートを実施します。まずは東海・北陸地方から3つの大学をピックアップして紹介しましょう！

中京大学

　「中京大学」は愛知県の名古屋市と豊田市にキャンパスを持つ総合大学です。フィギュアスケート選手の浅田真央さんや小塚崇彦さんの出身校でもあり、東海・北陸エリアにある私立大学の中でも、特に知名度が高い学校の一つといえるでしょう。およそ1万2000名もの学生が学ぶ中京大学は、まさに地域を代表する私大のひとつです。

　ちなみに中京とは、東京と京都の二つの「京」の間にある都市という意味で、名古屋市を中心とした近隣エリアに用いられる通称。ほかに中京の名称を持つものとしては、愛知・三重・岐阜の3県に連なる「中京工業地帯」や「中京競馬場」などが有名です。

名古屋商科大学

　愛知県日進市と名古屋市にキャンパスがある「名古屋商科大学」はビジネスを総合的に学べる大学で、「NUCB」や「名商大」とも呼ばれています。授業が厳しいといわれ、国際的な評価も高く、シンプルな大学名は専門性の高さをうかがわせます。

　さらに、名古屋商科大学のビジネススクールは、マネジメント教育において権威のある「AACSB」「AMBA」「EQUIS」の3つの認証を日本の大学として初めて取得。世界でおよそ100校しかないトリプルクラウン校となりました。

南山大学

　名古屋市にあるカトリック系のミッションスクール「南山大学」。ルーツは1946年に設立された南山外国語専門学校で、伝統のある名門大学として知られています。南山（なんざん）大学という名前は、学校のある付近が南山（みなみやま）と呼ばれていたことにあります。

　また、中国の詩人・李白の詩経に登場する「南山」「南山寿」に通じることから、「永久の繁栄」が込められていると公式Webサイトに明記されています。特に東海地区では、「南山」の名前は一種のステータスであり、憧れる受験生も少なくありません。

まとめ

　ここまで東海・北陸地方から3つの私立大学を紹介しました。あなたが最も「名前がカッコいい」と思う大学はどこでしょうか。

　なお、選択肢にはで東海・北陸地方の私立大学79校を用意していますが、もし選択肢以外に投票したいという場合は「その他」を選択のうえ、コメント欄に大学名と投票理由をお書きください。

　ほかにも、名前がカッコいいと思う理由や、その大学の好きなところ、実際に通っていた際の思い出やエピソードなども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています！

参考

• 大学概要（中京大学）
• 経営大学院がEQUIS認証を取得して国内初のトリプルクラウン校に（名古屋商科大学）
• 建学の理念（南山大学）
• 令和３年度学校基本調査（確定値）の公表について（文部科学省）