「保健医療」にお金をかけている都市ランキングTOP30! 第1位は「東京都区部」!【2021年データ】

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 医科診療代や歯科診療代などの支出によって構成される保健医療サービスへの支出額。その金額は地域によって大きく異なりますが、果たしてどの地域で高く、どの地域で低いのでしょうか?

 そこで今回は総務省の「家計調査」を基に、保健医療にお金をかけている都市ランキングを紹介します。本ランキングは、2人以上の世帯における保健医療サービスへの平均年間支出額が高い都市を順位化したもので、対象となる都市は政令指定都市と県庁所在地です(東京都は新宿区の代わりに東京都区部を順位化しています)。

(出典:総務省統計局「家計調査」

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第2位:岐阜市(12万6661円)

 第2位は岐阜市でした。2人以上の世帯における2021年の保健医療サービスへの支出額は12万6661円です。

 今回のランキングにおける全都市の平均年間支出額は9万3293円であり、岐阜市の支出額はそれを3万円以上も上回っています。同市の2021年の保険医療サービスへの支出額は過去10年の中で最も高い金額であり、2017年の7万6877円と比べると1.5倍以上です。また2011年~2021年にかけての同市の平均支出額は年間9万3028円となっており、その点からみても2021年の支出額がいかに高かったかがわかりますね。

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第1位:東京都区部(13万3468円)

 第1位は東京都区部でした。2人以上の世帯における2021年の保健医療サービスへの支出額は13万3468円です。全都市の平均を4万円以上も上回る金額となっています。

 保健医療サービスを構成する項目の1つに歯科診療費があり、東京都は人口10万人あたりの歯科診療所が最も多い都道府県で、人口10万人に対し76.6もの施設が存在します(2019年データ)。これは2位の大阪府の62.6施設を大きく上回る数値となっています。歯のケアに気を遣っている人が多いことも、東京都区部の保険医療サービスへの支出額が高いことの理由の1つかもしれませんね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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