2020年9月に公開された映画の中であなたが好きなのはどれ？【人気投票実施中】

　2020年、新型コロナウィルスの流行は、映画界にも大きな打撃を与えました。しかし映画館では、座席と座席の間をあけたり、飲食を制限したりといった対策を行い、少しずつ新作映画を安心して鑑賞できるようになっています。8月や9月、10月にもなると、映画館に足を運んだ人も多いのではないでしょうか。

　今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが面白かった2020年9月公開の映画は？」というアンケートを実施します。数多くの作品が公開された9月。そんな中であなたの心に残った映画を教えてください！　それではまず、2020年9月に公開された映画の中から、一部の作品を紹介します。

「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ！

　擬人化された細胞たちが人間の体内で働く姿を、ドラマティックかつコミカルに描くアニメ作品。今作は、2021年スタートのアニメ第2期に先駆けて上映されました。人体に関わる専門的な内容をエンターテイメントに昇華したヒット作で、「体をいたわろう」「健康って大事」という気持ちにさせてくれます。

映画クレヨンしんちゃん 激突！ラクガキングダムとほぼ四人の勇者

　幅広い世代に大人気の「クレしん映画」最新作。地上からラクガキが減ったことで危機に瀕する空の王国「ラクガキングダム」に、ラクガキしたものが動き出す「ミラクルクレヨン」を手にしたしんのすけが立ち向かいます。今作も子どもが楽しめて大人が涙するストーリーで、観客の期待を裏切りません。

窮鼠はチーズの夢を見る

　水城せとなさんの漫画を行定勲監督が実写化。男性同士の恋愛を描くボーイズラブ作品です。主役の2人を演じるのは、大倉忠義（関ジャニ∞）さんと成田凌さん。刺激的なラブシーンもあり、レイティングはR15+に指定されています。

　大倉忠義さん演じる大伴恭一の妖しい色気や、成田凌さん演じる今ヶ瀬渉の危うい一途さが秀逸。そのうえで、人間の揺れ動く心情を丁寧に描いた、上質な恋愛映画に仕上がっています。

ミッドウェイ

　第二次世界大戦（太平洋戦争）のターニングポイントの一つとなった、ミッドウェイ海戦をアメリカの視点で描いた作品。最新のVFXをフルに活用した激しすぎる戦闘シーンは、息をするのを忘れるほど迫力満点です。

　史実を忠実に再現した脚本は、いやおうなしの説得力があります。また、当時の敵国・日本への敬意も感じられる点も印象的。現代だからこそ撮ることができたといっても過言ではない本格的な戦争映画です。

TENET テネット

　現代の鬼才、クリストファー・ノーラン監督の最新作。時間の逆行を取り入れたストーリーは、これまでのノーラン作品以上に難解。2度3度と繰り返し見ないと、全貌を理解することすら難しいでしょう。

　斬新な設定とストーリー、CGに頼らず本物を使うことにこだわったリアリティーたっぷりの映像など、すべてが刺激的な1本です。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

　京都アニメーション発の人気アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの完全新作となる劇場版。2019年にあった京都アニメーション放火殺人事件、2020年のコロナ禍による延期を乗り越え、ついに上映されました。

　本作では、ヴァイオレットがどんな人生を歩んできたかが描かれています。京アニらしい映像の美しさと、人間の心を丁寧に表現した繊細なストーリーに、涙する人が続出しました。

ミッドナイトスワン

　草彅剛さんがトランスジェンダーを演じ、ヒロインには演技未経験の新人・服部樹咲さんが抜擢された話題作。脚本は内田英治監督によるオリジナルで、寂しさを抱えた2人が、不器用に心を通わせる姿がとてもリアルに表現されています。切なさや悲しみの中にある人間の美しさに、涙せずにはいられません。

その他

　投票対象の一部となる、2020年9月に公開された映画を紹介しました。なお選択肢には、ほか51作品を加えて、全部で58作品をリストアップ。また、選択肢にない映画が面白かったという人は、その他への投票と、コメント欄にて作品名を書き込んでください。

　2020年9月公開の映画は、人気のアニメ作品や漫画の実写化、ハリウッドの大作からオリジナル脚本まで幅広いラインナップが出そろいました。そんな中からあなたの心を揺さぶった作品に、下のアンケートよりご投票よろしくお願いします！

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