人によってはちょっとブルーな気分になる梅雨の時期に、見ごろを迎えるアジサイ。美しく咲き誇る姿を見れば、気分も晴れやかになりますよね。またアジサイは土壌によって咲く花の色が変化するのも特徴です。

　そこで今回は「アジサイの名所であなたが今年見に行きたいのは？」というテーマでアンケートを実施します。まずは、調査隊がピックアップしたアジサイの名所を紹介します。

雲昌寺（秋田県男鹿市）

　秋田県男鹿市にある「雲昌寺（うんしょうじ）」は、国内でも有数のアジサイスポットの1つです。江戸時代に建てられたという寺院の庭には、副住職によって15年かけて育てられたアジサイが、まるで青い絨毯のように広がります。「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」にも選出されるほどの絶景が楽しめるのは、6月中頃から7月上旬とのことです。

長谷寺（神奈川県鎌倉市）

　1年を通してさまざまな花が楽しめる「長谷寺（はせでら）」は、鎌倉の西方極楽浄土ともうたわれています。眺望散策路は6月上旬から「あじさい路」と名付けられ、約2500株のアジサイと由比ヶ浜へと広がる美しい景色が鑑賞できます。境内には随所に鉢植えのアジサイもあるので、シーズンにはくまなく散策するのがオススメです。

三室戸寺（京都府宇治市）

　あじさい寺として有名な「三室戸寺（みむろとじ）」も、アジサイスポットとして外せない場所です。他にも多くの花の名所がある京都ですが、その中でも随一とも言われています。春から夏にかけて特に園内がカラフルになり、アジサイのシーズンには約50種類、2万株のアジサイが楽しめます。また、園内のどこかに「ハート型のアジサイ」があるのだそうです。

神戸市立森林植物園（兵庫県神戸市）

　神戸市北区にある植物園「神戸市立森林植物園」。約5万株、25種350品種のあじさいが園内に植えられ、六甲山の希少種「シチダンカ」も咲き誇る「あじさい園」は、見ごろを迎えると多くの観光客が訪れます。総面積142.6ヘクタールを誇る広大な敷地内には、エリア別にさまざまな植物が育てられており、植物好きにはたまらないスポットとなっています。

今年行きたい「アジサイの名所」は？

　選択肢には国内のアジサイの名所を75カ所ピックアップしました。あなたが一度は見てみたいと思ったところ、また訪れたいところなど、投票でぜひおしえてください。また選択肢にないアジサイの名所に投票したい人は、「その他」を選択の上、コメント欄までお寄せください。それでは、みなさんのご参加をお待ちしています。

参考

• アジサイ（Wikipedia）
• 雲昌寺のあじさい（男鹿の観光スポット）
• 2022鎌倉：長谷寺のアジサイ情報（鎌倉手帳）
• 京都屈指の花名所「三室戸寺」の見どころガイド（そうだ京都、行こう。）
• 森林植物園 「森の中のあじさい散策」（神戸市）