プロが選ぶうまい「ブランデー」9選! アジア最大級の品評会で「金賞」に選ばれた名酒とは?【2022年版/TWSC2022】
ワインをはじめとする果実酒を蒸留し、熟成させてつくられる「ブランデー」。華やかな風味と高級感のある味わいで、日本でも昔から贈答品などとして親しまれてきました。
今回は、日本で唯一のウイスキーとスピリッツの品評会である「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の最新結果から、最高金賞に次ぐ金賞を受賞したブランデー9銘柄を紹介します。ここでは、そのうちの2本について解説するので、ご覧ください。
(出典元:東京ウイスキー&スピリッツコンペティション「TWSC2022結果速報」)
レミーマルタン テルセ
ブランデーの中でも特に高級な地域ブランドとして知られるコニャック。「レミーマルタン」はそのコニャックの代表旗手であり、「レミーマルタン VSOP」は世界全体で最も販売数の多いVSOPといわれています。
「レミーマルタン テルセ」は、レミーマルタンの新たな地平を求めて完成された最高品質のフィーヌ・シャンパーニュ。テルセ(tercet)とは三行連句という意味で、ワインマスター・マスターディスティラー・セラーマスターの3人の技術を結晶させてつくり上げられたことにちなんでいます。
性格の異なるさまざまな原酒を、職人の技でブレンドし、フレッシュながら大胆でエキゾチックな味わいに昇華。フルーツとスパイスの香りが見事に融合し、まろやかな円熟味が余韻となって長く残ります。
ジャン フィユー クリストフ フィユー・セレクション CF35
「ジャン フィユー」もまた、世界中の愛好家の注目を集めているコニャックの1つ。「ジャン フィユーCFシリーズ」は、フランスコニャック協会から日本で唯一人コニャックエデュケーターの称号を得ている鯉沼康泰氏が、ジャン フィユーとセレクトした日本限定品です。
CFとは、ジャン フィユーの次期当主であるクリストフ・フィユー氏のイニシャル。数字は年数を表しています。2018年にCF20・CF25・CF30が発売され、2019年にCF35・CF40・CF50が加わりました。
グランドシャンパーニュのコニャックは、多くが35年で花開くといわれ、CF35はさらりとした口当たりと柑橘系の風味が特徴です。今回のTWSCでは、CF35のほかにCF25も金賞に選ばれています。
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