「阪神高速」で短い路線ランキングTOP17! 第1位は「神戸市道高速道路湾岸線」【2020年調査】

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 大阪と神戸を結ぶ「阪神高速」こと「阪神高速道路」は、国土交通省から地域の発展や連携を取るために重要だとされる「地域高規格道路」の指定を受けた高速道路です。そのため、2022年時点でも新たな路線が建設中および計画中であり、今後さらなる利便性の向上が期待されています。

 近畿地方の重要都市への経路を網羅する高速道路だけに、路線数も多いですが、中には距離の短い路線もありわずかな距離でも法定路線として機能しています。今回は、2020年時点の国土交通省の調査をもとに距離の短い路線ランキングを見ていきましょう。

(出典:国土交通省「道路統計年報2021 道路の現況」

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第2位:大阪市道高速道路森小路線(1.3キロメートル)

 第2位は、大阪市道高速道路森小路線です。距離はわずか1.3キロメートル。阪神高速12号守口線から分岐しており、大阪市の城北JCTから国道163号に続く森小路出入口までの区間を指します。

 建設当初は、森小路出入口から阪神高速15号堺線の津守出入口まで伸ばし、かつて構想されていた「第二環状線」に乗り入れる予定でしたが、この計画が実行に移されず現在の距離に。この名残で、森小路出入口には2022年時点でも「15号堺線」まで伸ばすことを前提とした構造が残っています。

 一方、2022年時点では、第二環状線に代わる「大阪都市再生環状道路」の建設が計画されており、その一部に森小路線を組み入れることも検討されているそうです。ちなみに、森小路出入口付近は大阪四大緑地の一つでさまざまなレジャーを楽しめる「花博記念公園鶴見緑地」へのアクセスに便利です。

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第1位:神戸市道高速道路湾岸線(1.2キロメートル)

 第1位は、神戸市道高速道路湾岸線です。距離は1.2キロメートル。大阪市住之江区から神戸市垂水区を結ぶ道路(阪神高速5号湾岸線)の一部であり、この路線だけを「5号湾岸(垂水)線」と表記することもあります。

 神戸市の名谷JCTから垂水JCTに続く路線で、実際は阪神高速の一部でありながら、名谷JCTへ接続している第二神明道路の一部と思われているのが一般的。料金も、第二神明道路としての金額を須磨料金所で支払うシステムになっています。とはいえ、法定路線上では阪神高速として取り扱われているのです。

 また、神戸西ICから続く神戸淡路鳴門自動車道に乗り入れており、垂水JCTは阪神高速・第二神明道路・神戸淡路鳴門自動車道それぞれの接続地点として各方面へつながっている形となっています。いわば、西日本の交通の要衝ともいえる場所です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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