プロが選ぶうまい「泡盛」20選! アジア最大級の品評会で「金賞」に選ばれた名酒とは?【2022年最新版】
沖縄地方の伝統の蒸留酒である「泡盛」。法律上は焼酎に分類され、原料として俗にタイ米といわれる「インディカ米」を使用するのが特徴の1つです。また、3年以上熟成させたものは「古酒(クース)」と呼ばれることもあり、独特の香味で重宝されています。
今回はそんな泡盛について、2022年の「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」の金賞受賞商品20本を紹介します。お酒のプロが選んだ泡盛とは、いったいどの銘柄なのでしょうか。まずは20本のうち2本をピックアップして解説します。
(出典:「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション – TWSC」)
八重泉
「八重泉(やえせん)」は石垣島の代表的な泡盛ブランドの1つ。古酒のほか、洋酒樽での長期貯蔵など、さまざまな商品を製造・開発しています。
「八重泉」は、直火式蒸留と黒麹仕込みという石垣の古くからの製法にこだわったベーシックな1本。香ばしくも重みがあり、またキレと奥行きを兼ね備えた、バランスのよい泡盛として親しまれています。
八重泉酒造からは、他にも「八重泉樽貯蔵」「島うらら」など計5本の泡盛が金賞に選ばれました。また、TWSCの洋酒部門でも、2商品が金賞を受賞しています。
松藤 限定3年古酒
松藤(まつふじ)は、1905年創業の「崎山酒造」のフラッグシップブランド。 金武町の恩納岳の豊かな軟水を仕込み水とし、旨味成分を最大限に残すために、できるだけ濾過を少なくしているのが特徴です。
今回、松藤からは3本が金賞に選ばれており、その中の1つがこちらの「限定3年古酒」。品質を保つため、月間生産本数を限定している希少な泡盛となっています。
3日間じっくり育てた麹の引き出す旨味を、さらに3年間ゆっくりと熟成し、青いボトルさながらの深い味わいと香りに昇華させています。ストレートやロックで、風味をしっかり感じてみたい逸品です。
金賞を受賞した全商品は、次のページからご覧ください!
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