ツイートする Tweet ツイートを見る
Share
LINE
hatena
Home

 太古、人類の祖先が「料理」を始めたときのことを思います。きっと最初は食材を切るだけ。その次に食材を火に近づけて「焼く」という調理方法が発生したんだと思います。

 こうして、少しずつ人類がさまざまな調理方法を作り上げていく中で、「油で揚げる」という行為はかなり後にならないと出てこないのではないでしょうか。ましてや、ふかしたイモに衣をつけて揚げるなんて、ちょっと工程が凝りすぎています。

 最初にコロッケを作り上げた人はすごい。きっと優れた人格を持ち、深い思考をめぐらせ、素晴らしく意義のある人生を送ったことでしょう。ただの食いしん坊にはできないことです。

 僕がコロッケを一番見る場所は、コンビニのホットスナックコーナーです。会計のために並んでいると、ついつい見てしまいます。

 こんなすごい料理が、あんなところになんでもない様子で座している。おそれおおくて、本当にこの感情を「畏怖」と表現するほかありません。

advertisement

過去記事一覧

第1回:コロッケ

第2回:図書館

第3回:バナナ

第4回:会社員

第5回:荒木飛呂彦

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「ライフ」のアクセスランキング