最も暑かった都道府県ランキング! 1位は鳥取県の39.2度!【2021年データ】
かき氷に海、花火大会、バーベキューなど、日本の夏にはさまざまな楽しみがある一方、その気温の高さは危険を伴うものです。2022年7月時点で、すでに埼玉県の熊谷市で40度を記録。今後は熱中症等に注意して過ごしていく必要があります。
そんな暑い夏だからこそ、気象庁のデータをもとに「最も暑かった都道府県ランキング(2021年版)」をお送りします! 果たして2021年、最も暑かったのはどの地域で、何度を記録したのでしょうか? さっそく結果を見ていきましょう!
※気温データは各都道府県の県庁所在地のものを使用しています。ただし、埼玉、滋賀、千葉、山口はそれぞれ熊谷、彦根、銚子、下関のデータを採用しています。
(出典:気象庁「過去の気象データ検索」)
第2位:岐阜県(39度)
第2位は「岐阜県」(岐阜市)でした。2021年の最高気温は39度です。
岐阜市の1883年~1887年の最高気温の平均をとると34.9度でした。一方、2017年~2021年の最高気温の平均は38.5度です。およそ130年間で 最高気温が 3.6度上がっている計算となりますね。
岐阜県が暑い理由の1つにはフェーン現象があるとされています。フェーン現象は風が山を越えるタイミングで水分を失い、高温かつ乾燥した風が斜面を降りていくことによって、周囲の気温が上昇する現象です。太平洋から紀伊山脈を越える段階でフェーン現象が起きることで、岐阜県が暑くなっていると考えられます。なお、岐阜県の多治見では、2021年に40.6度を記録しました。
第1位:鳥取県(39.2度)
第1位は「鳥取県」(鳥取市)でした。2021年の最高気温は39.2度です。
鳥取県の1943年~1947年の最高気温の平均は34.5度でした。一方、2017年~2021年の最高気温の平均は38.4度。約75年で4度近くも最高気温が上昇したことが分かります。ちなみに夏は暑い鳥取市ですが、冬は雪の多いエリアでもあります。
今回のランキングにおける最下位は千葉県(銚子)の32.3度。鳥取県はそれよりも7度近く高い結果となりました。ちなみに最高気温が低い県は、青森県(34.2度)、沖縄県(33.5度)、千葉県(32.3度)でした。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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