「銭湯」が多い都道府県ランキング! 1位は青森県【2020年度データ】
時に人と人とのコミュニケーションの場となることもある銭湯。今なお、日本各地で銭湯を見かけることはめずらしくありませんが、特にその数が多いのはどのエリアなのでしょうか?
今回は厚生労働省の「衛生行政報告例」や総務省の国勢調査の結果をもとに、人口10万人あたりの「銭湯が多い都道府県ランキング」をお送りします。
※対象データには老人福祉センター等の浴場も含まれています。
※データのない山形県は、ランキングから外しています。
(出典:厚生労働省「令和2年度衛生行政報告例」、総務省「令和2年国勢調査」)
第2位:鹿児島県(16.81軒)
第2位は鹿児島県でした。人口10万人あたりの一般公衆浴場数は16.81軒です。今回のランキングにおける全国平均の値は2.56軒(人口10万人あたり)となっており、鹿児島県はその7倍近い数となりました。
特に鹿児島市では銭湯=温泉と認識されているほど温泉文化が根付いています。鹿児島で湧き出る温泉の温度はおおむね50度前後となっており、沸かしたり、冷ましたりといった工程を経ずに、お湯を使用できるケースが多いそうです。
第1位:青森県(22.94軒)
第1位は青森県でした。人口10万人あたりの一般公衆浴場数は22.94軒です。
ちなみに東京都の一般公衆浴場数は500軒でしたが、青森県は284軒。青森県の人口は東京都の10分の1以下であることを考えると、いかに青森県に銭湯が多いか分かるでしょう。なお、青森県にある公営の公衆浴場は65軒で、全国一です。
そんな銭湯好きのDNAを持つ青森県のなかで特に際立った存在なのが八戸市。「銭湯天国」の異名をもつ同市では朝からやっている銭湯もあるため、朝風呂の文化を楽しむことができます。なお、朝風呂の文化は地元の漁師の方が朝の労働後に一風呂浴びにくる習慣が根付いたものだそうです。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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