「名前が長い日本の法律」ランキングTOP20 1位は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律」【2022年6月30日時点】

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 「憲法」「民法」「刑法」「商法」などに代表される法律は、社会秩序を維持するために国民が守るべきルールです。デジタル庁「DB登録法令数」によると、法律の登録数は2022年7月時点で2000を超えています。

 そこで今回ねとらぼ調査隊では、膨大な数の法律に関して、デジタル庁「e-Gov法令検索」をもとに調査した「名前が長い法律ランキング」をお送りします。

(出典:デジタル庁「e-Gov法令検索」

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第2位:昭和二十七年法律第百二十四号(107文字)

 第2位には同率で2つの法律がランクイン。1つ目は「昭和二十七年法律第百二十四号」。法律名の文字数は107文字です。

 法律名は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う水先法の特例に関する法律」です。

 法律名にある「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」とは日米安全保障条約の正式名称で、日米間の軍事同盟条約です。また「水先法」とは、水先人の資格や水先区などを定めた法律です。

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第2位:昭和二十七年法律第二百三十二号(107文字)

 同じく第2位は「昭和二十七年法律第二百三十二号」でした。法律名の文字数は107文字です。

 法律名は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う航空法の特例に関する法律」です。

 ここでも日米安全保障条約に関する法律がランクイン。「昭和二十七年法律第百二十四号」とは、「水先法」が「航空法」となっている点で異なります。航空法は1952年に制定された法律で、航空機の航行が原因となる障害の防止や航行の安全を目的としています。

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第1位:昭和二十七年法律第百二十三号(110文字)

 第1位は「昭和二十七年法律第百二十三号」でした。法律名の文字数は110文字です。

 法律名は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律」です。

 1、2位のすべてで日米安全保障条約に関する法律がランクインする結果となりました。2位の法律とは「水先法」や「航空法」の部分が「道路運送法等」となっている点で異なります。道路運送法は、道路運送にかかわる秩序の確立や事業の健全な発達などを目指す、国土交通省所管の法律です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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