観光に関する調査・研究などを行う「じゃらんリサーチセンター」が、宿泊旅行者を対象に都道府県の魅力度を調査した「じゃらん宿泊旅行調査2022」を発表しました。

　今回はこの中から、「魅力のある特産品や土産物が多かった都道府県」のランキングを紹介します。なおこのランキングは、訪問した旅行先を5段階で評価してもらい、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合が高い順に並べられています。魅力のある特産品や土産物が多かった都道府県はどこなのか、さっそく結果を見ていきましょう。

（出典：リクルート「じゃらん宿泊旅行調査2022」）

第2位：沖縄県

　第2位は「沖縄県」でした。調査開始から16年連続で首位をキープしていた沖縄県ですが、今回は2位という結果に。とはいえ、「そう思う」「ややそう思う」と回答したのは63.4%で、全体平均（50.9%）を12.5ポイント上回っており、高い満足度がうかがえます。

　そんな沖縄県には、「泡盛」や「沖縄そば」「ミミガー」など、沖縄らしさを感じられる特産品や土産物がたくさんあります。なかでも「ちんすこう」は、その代表的存在。中国と日本のお菓子の知識を融合させた独自のお菓子で、もともとは琉球王朝の貴族しか食べられない貴重なものだったそうです。当時は蒸しカステラのようなお菓子だったようですが、のちに焼き菓子として定着。塩やチョコレートなどさまざまなバリエーションがあり、お土産として買っていくのはもちろん、もらったことがある人も多いのではないでしょうか。

第1位：石川県

　そして第1位は「石川県」でした。「そう思う」「ややそう思う」の回答率は65%で、前回の3位からランクアップを果たしました。

　石川県のお土産としては、豊富な海産物はもちろんお酒や和菓子などが人気。「みそまんじゅう」や「きんつば」といった定番のお菓子のほか、じゃらんnetのお土産ランキングでも「番傘」「柴舟」「あんころ餅」といった和菓子が多くランクインしています。また、「輪島塗」や「九谷焼」「加賀てまり」など、多彩な伝統工芸品や和雑貨がそろっているのも魅力です。

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