【スカーレット 第19週】マツとの別れと八郎の再登場に感情揺さぶられる人続出!

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  滋賀・信楽で育った少女が、やがて男性ばかりの陶芸家の世界に飛び込み、自分だけの陶芸を目指していく物語「スカーレット」。今週も視聴者の評価と感想をお届けします。

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「スカーレット」第19週(2月10日〜15日放送)のあらすじ

 京都の美大に合格した武志(伊藤健太郎)を送り出した後、喜美子は毎月欠かさず養育費を送ってくれた八郎(松下洸平)にお礼の電話をするが、留守番電話だった。

 母娘4人がそろったある夜、マツ(富田靖子)は縁側で“幸せな死に方”について語る。そして数か月後、マツは自身が望んだ通りの穏やかな死を迎える。マツが亡くなり3年半。武志の卒業を間近に八郎が信楽を訪れ、喜美子と十数年ぶりに会う。

 あらたまった雰囲気で武志のことを話し合ったふたり。互いにお礼を伝え、八郎は去る。信楽に戻った武志は、大学の恩師を追いかけて窯業研究所に入ると報告。穴窯を継ぐことはできないと謝る武志は自立のため1人暮らしを始める。

 またひとりになった喜美子の前に、喜美子の作品のファンだという女性・小池アンリ(烏丸せつこ)が現れる。 元女優で天真らんまんな雰囲気のアンリ。指で触れて作品の“音楽”を聴くというアンリのユニークな鑑賞方法に喜美子は驚く。そしてふたりの間には次第に友情めいたものが芽生える。 (「スカーレット」公式サイトより)

(C) NHK
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「スカーレット」第19週のネット上での評価

 SNS分析ツールによる「スカーレット」第19週の評価は、「ポジティブ」が 78%となりました。マツの死もあり、ネガティブと判定されるツイートも多く見られました。

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第19週最大の盛り上がりポイントは2月11日、マツの死と八郎が再登場した第110回でした。

  スカーレット第19週でもっとも盛り上がった第110回では、マツが穏やかな死を迎え、喜美子と八郎が十数年ぶりに再会を果たしました。15分間の中、凝縮された展開に多くの視聴者が反応。マツの死を悲しむ声から、八郎の再登場を喜ぶ声まで、さまざまなツイートが発信されました。

(C) NHK
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久しぶりの八郎に大反響

 離婚後、毎月欠かさず養育費を送ってくれた八郎にお礼をするため、電話をかける喜美子。しかし、留守番電話から流れる女性の声(自動音声)に驚き、くしゃみだけを残して電話を切りました。この留守電のくだりについて、ネット上では「八郎が置いた留守番サービス。絶対繋ぎたい(武志や喜美子からの)電話があった」「クレジットに『松下洸平(養育費)』て出していい」「(喜美子は)八郎と話すのが怖いんじゃないかな」など、さまざまな声が見られました。

 留守番電話に驚いてから3年半。今度は八郎から喜美子へ電話があり、その後、約十数年ぶりに2人は再会。お互いに敬語を使い、“川原さん” “十代田さん”と呼び合う関係になった喜美子と八郎に、「2人で思い切り笑いあえる日は来るよね?」「好きなのに別れた2人が、今を尊重したいからこそ互いへの敬意で防御し合ってる」「ああ、この2人は結婚する前に戻ってしまったんだなぁ」といった声が。また八郎が帰り際、留守電に残された喜美子のくしゃみをからかうシーンでは、「ヘックションのあとに一瞬見せた優しすぎる笑顔」「こんな泣ける『ヘックション』今まで経験したことないよ」といったツイートがありました。

(C) NHK
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マツの死にお別れコメント多数

 スカーレット第19週では、喫茶店サニーで親友である大野夫妻に見守られながら、眠るように旅立ったマツとの別れに多くの視聴者が涙しました。「常治に会いにいくための服ができたから天国に行くって、マツさん、安らかに」「マツさんが静かに逝った。妻として母として、明確に長短ある女性でした」「マツさん、いってらっしゃい」など、マツに対する惜別のツイートが溢れました。また、「マツさんが亡くなった時、きみちゃんは泣けたのかな」「ちゃんと泣けてないのでは」といった常治の葬儀の際、泣かなかった喜美子を思いやる声も。

 なお、マツの葬儀も常治の葬儀と同様に、ナレーションで告げる形となったことに視聴者は、「余白もあり潔さもある脚本。すごい」「1番感情が動く場面をとばす。カタルシスを与えない」「ナレーションと音楽で、悲しみが薄れて日常になる。見事な飛ばし方」と、好意的に受け止めているようです。

(C) NHK
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不審者?重要人物?小池アンリ

  マツが亡くなったことや、大学卒業後、信楽に戻った武志も下宿生活を始めたことで、一人暮らしになった喜美子。 一人、食事を取るシーンでは、「1人質素な食事をしてるシーン見てると、勝手に切なくなる…」といった声が。そんな生活をしていた喜美子は、かわはら工房を覗き込む不審な人物、小池アンリと出会います。喜美子をお手伝いだと勘違いし、礼節に欠ける態度を見せたアンリに対し、「アンリさん、生まれたときからずーっと人にかしずかれた生活してたという感じ」「アンリさん気になるわぁ」「態度が急変するアンリさん(笑)」など、さまざまな声が見られました。

 またアンリが今後、どのように喜美子と関わっていくのか、気になる視聴者は多いようで、「喜美子とアンリさんの関係を注視しつつ見守りたい」「 アンリ様、もしかして、 素敵なカードお持ちですか? 」「最近しんみりモードだけど、活き活きした喜美子が観たいなあ」といった声が。その多くはアンリの登場により、物語がポジティブな流れになることを望んでいました。

(C) NHK
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まとめ

 スカーレット第19週は、マツの死や十数年ぶりに再会した喜美子と八郎の様子、武志の大学卒業と信楽での新しい生活と、盛りだくさんな内容でした。また第111回で初登場した小池アンリは、今後、喜美子にどんな影響を与えるのかも気になる第19週でした。

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次週は……

 副題の「もういちど家族に」が、非常に気になるスカーレット第20週。喜美子とアンリは、ワインを片手に、一晩語り合いました。翌朝、人生初の二日酔いを味わう喜美子でしたが、アンリから昨晩、八郎の名前を口にして、泣いていたことを聞かされ驚きます。後日、川原家にて、照子や信作らとすき焼きを食べることに。そこに八郎も姿を見せ……。

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