人気No.1の「東北地方のご当地グルメ」が決定! 「きりたんぽ」「芋煮」を抑えて1位になったのは? 【投票結果発表】

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 11月13日から12月12日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな東北地方のご当地グルメは?」というアンケートを実施していました。

 アンケートでは、東北地方の有名な「ご当地グルメ」から33種類をピックアップ。投票対象外の料理は「その他」として投票していただき、コメントで料理名を教えてもらいました。

 今回のアンケートでは総数531票もの投票をいただいております。ありがとうございました! それでは、結果を見ていきましょう。

画像は写真ACより
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第9位:せんべい汁、仙台セリ鍋

 第9位となったのは、せんべい汁と仙台セリ鍋。得票数はどちらも18票で、得票率は3.4%の同率順位となりました。

 せんべい汁は、青森県八戸市で生まれた伝統的な郷土料理。醤油味で、南部煎餅がふやけるまで煮込んだものです。鶏肉やネギなどの食材も一緒に煮込んでいるので、煎餅に出汁が染みています。そのまま食べてもおいしい南部煎餅の違った魅力を味わえますよ!

 仙台セリ鍋は、その名の通り宮城県仙台市のご当地鍋。セリは冬から春にかけて旬となる、七草の一種です。根っこの部分まで食べることができて、その香りとシャキシャキ感から人気の郷土料理として知られています。

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第8位:稲庭うどん

 第8位となったのは、稲庭うどん。得票数は20票、得票率は3.8%となっています。

 秋田県南部のご当地グルメ。手延べ製法の干しうどんであり、日本三大うどんのひとつとして有名です。そうめんに近い細麺で、つるつるっと食べるとのどごしが良いです!

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第7位:ずんだ餅

 第7位となったのは、ずんだ餅でした。得票数は24票、得票率は4.5%となっています。

 宮城県仙台市の郷土菓子であるずんだ餅。すりつぶした枝豆と砂糖、食塩を混ぜたものを餡として使用して、白玉餅に絡めています。仙台の名物ですが、全国に浸透していますよね。枝豆の甘みとうまみが絶妙です!

 他にも、ずんだを使った「ずんだスイーツ」もたくさん登場しています。

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第6位:喜多方ラーメン

 第6位となったのは、喜多方ラーメンでした。得票数は34票、得票率は6.4%となっています。

 福島県喜多方市発祥の喜多方ラーメンは、豚骨醤油スープが特徴で、あっさりとしています。日本三大ラーメンの中のひとつで、麺には「平打ち熟成多加水麺」が使用されています。

 喜多方ラーメン御三家と呼ばれる「まこと食堂」「坂内食堂」「あべ食堂」は、福島の会津地方へ行ったらぜひ食べたいラーメン店です!

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第5位:はらこ飯

 第5位となったのは、はらこ飯でした。得票数は37票、得票率は7.0%となっています。

 宮城県亘理郡亘理町の郷土料理で、秋鮭の身やアラを使った炊き込みご飯に、イクラをまぶしたご飯で、近年では駅弁としても有名ですよね。水揚げされた鮭1匹から取れる鮭の身やいくらを使って作り、秋鮭をまるごとおいしく食べられる料理です。

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第4位:盛岡冷麺

 第4位となったのは、盛岡冷麺でした。得票数は40票、得票率は7.5%となっています。

 岩手県盛岡市発祥の盛岡冷麺。小麦粉と片栗粉を使用した麺は強いコシがあり、すっきりとしたスープに絡めて食べます。東北地方の人のほとんどは冷麺といえば盛岡冷麺を想像するのではないでしょうか?

 なぜかリンゴや梨、スイカなどがのフルーツが上に乗っていることがあります。

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第3位:きりたんぽ

 第3位となったのは、きりたんぽでした。得票数は48票、得票率は9.0%となっています。

 秋田県のお米を使用した郷土料理。つぶしたうるち米を棒に巻きつけて、焼いたものを棒から外して、お鍋で煮込んで食べる「きりたんぽ鍋」が有名です。そのまま味噌をつけて食べてもおいしいですよ。

 きりたんぽの本場といえるのは大館市。秋になり新米の季節になると、大館市内ではいたるところで「たんぽ会」が行われ、10月には「本場大館きりたんぽまつり」が開催されています。また、きりたんぽをいろりに立てて焼く光景が「1111」と似ていることから、11月11日は「きりたんぽの日」として認定されました。

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第2位:芋煮

 第2位となったのは、芋煮でした。得票数は64票、得票率は12.1%となっています。

 里芋や牛肉を煮込んだ鍋料理。特に山形県と宮城県では「芋煮会」という行事が秋に行われているほどメジャーな料理で、バーべキューなどと一緒に楽しまれています。山形県では1989年から「日本一の芋煮会フェスティバル」を行っており、直径6.5mもの大鍋を使った芋煮がふるまわれています。2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、「ドライブスルー芋煮」が行われました。

 芋煮は地域によって風味も異なるため、コメントでは牛肉と醤油風味の「山形村山風」と、豚肉と味噌風味の「山形庄内風」を推す声がそれぞれ見られました。

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第1位:牛タン

 第1位となったのは、牛タンでした。得票数は65票、得票率は12.2%となっています。

 宮城県仙台市が発祥の牛タン料理は、「牛タン定食」が最も定番。じっくり焼いた厚切りの牛タンに麦飯、テールスープ、青唐辛子の味噌漬け、野菜の浅漬けをセットにしたものです。もちろん牛タンは、焼き肉だけではなくシチューなど煮込んで食べるのも美味しいですよね!

 仙台牛タンの歴史は1948年からスタートしました。仙台牛タン発祥の店として知られる「味太助」では、もともと洋食料理の中で使われていた牛タンを、試行錯誤のうえに「牛タン焼き」として販売。安くておいしい、栄養価の高いメニューとして親しまれてきました。

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コメント欄で多かったのは……

 アンケートでは、投票項目外の料理を「その他」として投票していただき、コメントで料理名を教えてもらいました。その一部を紹介していきます。

  • ホタテの貝殻を鍋代わりにした煮込み料理「下北みそ貝焼き」
  • すりおろしたしょうがと味噌を混ぜ合わせたタレで食べる「生姜味噌おでん」
  • 焼いた小麦粉をベースに地域で味や風味が異なる「どんどん焼き」
  • 鶏肉のコリコリ感がクセになる「冷たい肉そば」
  • おばあさんたちがアイスを盛り付けて販売する「ババヘラ」

 コメントでは上記のみならず、多数のご当地グルメを紹介いただきました。あなたの気になるご当地グルメはありましたか?

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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