平成元年を賑わせたコンテンツは？　詳しく解説

　平成元年・1989年。この年、テレビでは『三宅裕司のいかすバンド天国』、通称『イカ天』が放送を開始。『BEGIN』や『たま』など数々のバンドが、この番組をキッカケに注目されるようになりました。まさに当時の“バンドブーム”を引っ張った番組でした。

　この年、女性バンド『プリンセス・プリンセス』の『ダイアモンド』と『世界でいちばん熱い夏』が、オリコンの年間チャートで1位・2位を独占。女性バンドが次々と誕生したのもこの頃からです。

映画

　映画では、宮崎駿監督の『魔女の宅急便』やダスティン・ホフマン、トム・クルーズ主演の『レインマン』、ブルース・ウィリス主演の『ダイ・ハード』といった作品が公開され、大いに話題になっています。

出版

　出版の世界では、吉本ばななサンの『TUGUMI』と『キッチン』が、平成元年の年間ベストセラーの総合1位と2位を記録しています。

　また女性雑誌『Hanako』が若い女性の間で人気となり、『Hanako』の読者は『Hanako族』と呼ばれました。

　転職情報誌『DODA（デューダ）』にも注目が集まり、“転職すること”を“デューダする”という言葉で使うようになりました。

　そして『セクシャル・ハラスメント（セクハラ）』という言葉が一気にスポットライトを浴びるようになったのも、この平成元年です。

番組情報

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい
ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月～金 朝7:37から（「飯田浩司のOK! Cozy up！」内）
ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。