東京都千代田区の「秋葉原駅」と茨城県つくば市の「つくば駅」を結ぶ、つくばエクスプレス。2005年に開業し、一般公募により命名されました。路線距離は58.3キロメートル、全部で20駅あります。最高速度時速130キロメートル で運転し、最短45分で秋葉原とつくば間を結びます。

　そこで今回は、つくばエクスプレス公式サイトが発表した「1日平均乗車人員」のデータをもとに、つくばエクスプレスにおける駅別の1日の平均乗降人員をランキング形式で紹介します。はたして最も乗降人員が多い駅はどこでしょうか。

（出典：つくばエクスプレス「1日平均乗車人員（年度別）」）

第2位：北千住駅（4万822人）

　第2位は「北千住駅」でした。2021年度の乗降人員は4万822人です。

　隅田川と荒川の間、日光街道の宿場町「千住宿」として発展した地域にあります。東京都北東部の主要駅であり、つくばエクスプレスの他には、JR常磐線、東京メトロ千代田線と日比谷線、東武鉄道伊勢崎線と多くの路線が乗り入れています。通勤・通学・レジャーに便利な場所です。

　周辺には東京芸術大学千住キャンパス、東京電機大学、帝京科学大学といった教育施設が多く、自然を感じられる荒川河川敷も近いです。

第1位：秋葉原駅（4万4876人）

　第1位は「秋葉原駅」でした。2021年度の乗降人員は4万4876人です。つくばエクスプレス開業にあたり、貨物輸送用の駅が解体された跡地に、中央改札口や駅前広場が整備されました。

　秋葉原駅にはつくばエクスプレスの他に、JRの山手線、京浜東北線、総武線、さらに東京メトロ日比谷線が乗り入れており、都心の主要駅へもアクセスしやすいといえるでしょう。

　電気街やパソコン、アニメなどのイメージが強い秋葉原ですが、JR秋葉原駅にはアトレ秋葉原があり、おしゃれなカフェなどの飲食店も点在しています。JRの改札口からつくばエクスプレスの改札口まではわずか数十メートルのため、迷う心配もありません。

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