「国家公務員専門職試験」(大卒程度試験)の合格倍率が高い職種ランキングTOP7! 第1位は「皇宮護衛官」!【2022年最新試験結果】
特定の官庁で特定の職種につく国家公務員専門職には、税金に関する調査などを行う「国税専門官」をはじめ、「海上保安官」や「労働基準監督官」など、さまざまな職種が存在します。いずれも試験を通過する必要がありますが、中でも特に合格倍率が高いのはどの職種なのでしょうか?
今回は2022年8月16日に人事院の公式サイトで発表された「2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)及び専門職試験(大卒程度試験)の合格者発表」より、国家公務員専門職試験(大卒程度試験)の合格倍率が高い職種ランキングをお送りします。なお、本ランキングが対象としているのは、出典元の報道発表(2022年8月16日)にて倍率が示された7種類の職種です。
(出典元:人事院「2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)及び専門職試験(大卒程度試験)の合格者発表」)
第2位:海上保安官(9.9倍)
第2位は海上保安官。合格倍率は9.9倍でした。
海上の安全及び治安の確保をミッションとする、いわば「海の警察官」ともいえる海上保安庁。その組織にあって、海上の犯罪の取締りや海難救助、海上交通の安全確保などを主な職務とするのが海上保安官です。海上保安庁法第31条では、海上保安官は司法警察職員として指定されています。
大学卒業者が対象となる「海上保安官採用試験」が新設されたのは、つい最近の2020年度からで、採用された学生は海上保安大学校で2年間の研修の後、現場で活躍することになります。
第1位:皇宮護衛官(大卒程度試験)(37.3倍)
第1位は皇宮護衛官。倍率は37.3倍でした。
皇宮護衛官は警察庁の附属機関・皇宮警察本部に所属し、天皇・皇族の護衛や皇居・御所・御用邸などの警備等を任務として遂行する職種です。皇宮護衛官の中でも天皇・皇族の身辺警護を行う人は「側衛官」と呼ばれ、独自の逮捕術である側衛術や馬術のスキル、日本文化の知識といった幅広い能力が求められます。
階級は8階級1職位が定められており、最も低い位は「皇宮巡査」。序列第1位は「皇宮警視監」、続いて「皇宮警視長」「皇宮警視正」となります。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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