11月22日から12月21日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが選ぶZZガンダムで最強の強化人間は？」というアンケートを実施しました。

　投票対象となるのは、「機動戦士ガンダムZZ」に登場する4人のキャラクター。その中から、ねとらぼ読者が「最強」だと思うキャラクターに投票していただきました。

　今回のアンケートでいただいた得票は総数1013票。ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

第4位：キャラ・スーン

　第4位は、キャラ・スーンでした。得票数は78票、得票率は7.7％となっています。

　ネオ・ジオン軍の女性士官。なかなか戦果をあげられないマシュマーの監視役として巡洋艦エンドラに送り込まれ、マシュマー失脚後はエンドラの指揮を任されます。しかし度重なる失態によって、自身もマシュマーと同様に強化人間へと改造されることに。

　グレミー・トトの反乱の際には、ニュータイプ部隊と互角以上に渡り合い、多数の量産型キュベレイを撃墜するという戦果をあげますが、最期は相討ちとなって戦死しました。

第3位：エルピー・プル

　第3位は、エルピー・プルでした。得票数は295票、得票率は29.1％となっています。

　グレミー・トトの元で、ニュータイプ戦士として育てられていた少女。ニュータイプとしての能力は非常に高く、キュベレイMk-IIをいとも簡単に操縦します。催眠療法によって一時はジュドーの敵になりますが、暗示が解けた後はアーガマに保護され、ジュドーたちとともに行動することに。

　最期はジュドーやアーガマを守るために、プルツーの乗るサイコガンダムMk-IIに命がけの戦いを挑むも、倒すことはできず、幼くして生涯を終えることとなりました。

　ネオ・ジオン軍のクローンニュータイプ「プルシリーズ」のオリジナル、もしくは第1号。出生については謎が多く、作中ではニュータイプとして扱われているものの、明確な強化人間としての描写や設定がありませんでした（ゲームによっては強化人間として扱われていることも）。

第2位：マシュマー・セロ

　第2位は、マシュマー・セロでした。得票数は298票、得票率は29.4％となっています。

ネオ・ジオン軍の巡洋艦エンドラの指揮官。マシュマーは当初、サイド3の獲得とスペース・コロニー政府の抱き込みという役目を任されていましたが、パイロットとしての能力はそれほど高くありませんでした。

　事実、初陣となったシャングリラでの戦闘では、初めてZガンダムに乗ったジュドー相手に敗北を喫しています。その後紆余曲折あり、結局アーガマを落とせなかったマシュマーは艦長の任を解かれ、強化人間へと改造されることに。

　グレミー・トトの反乱の際には、クィン・マンサやスペースウルフ隊を相手に獅子奮迅の活躍を見せますが、強化のしすぎによって精神が暴走し、凄絶な最後を遂げます。主な搭乗機は、ガルスJ、ズサ、ハンマ・ハンマ、ザクⅢ改。

　単機でクィン・マンサにダメージを与えて撤退させ、6機のドーベン・ウルフと単機で戦い自爆含め2機を撃墜するなど、特にラストの活躍を評価する声が多く寄せられていました。「ハマーン様……バンザイ！」からの「何の光！？」を回想するコメントも続出。

第1位：プルツー

　第1位は、プルツーでした。得票数は342票、得票率は33.8％となっています。

　グレミーが秘密裏に作り上げた、ニュータイプ部隊におけるリーダー格の少女。その正体はプルシリーズのクローンであるとされていますが、プルの双子説なども飛び交っており、出生についてはプル同様に謎が多いです。

　サイコガンダムMk-IIに搭乗した際はプルを倒し、キュベレイMk-II（専用機）ではハマーンを追い込むなど、大きな戦果をあげています。最終局面では専用MSのクィン・マンサで出撃。ラビアンローズを撃墜、アクシズ内部ではガンダムMk-IIとZガンダムを追い詰めました。