光秀と駒の急接近に心がときめく! 「大河ドラマ麒麟がくる」第6話、ネット上の反応は?

ツイートする Tweet ツイートを見る
Share
LINE
hatena
Home

 「麒麟がくる」放送直前のおさらい! 前週の内容とネット上での評価をお届けします。

 主君・斎藤道三の教えを胸に、織田信長をはじめとする多くの英傑としのぎを削った智将・明智光秀。光秀は、深い思いやりのある為政者の頭上に麒麟が現れるという逸話を信じ、争いのない世界の実現を目指す。

advertisement

「麒麟がくる」第6話(2月23日放送)のあらすじ

 将軍・足利義輝(向井理)も列席する連歌会で、時の権力者・細川晴元(国広富之)による松永久秀(吉田鋼太郎)と三好長慶(山路和弘)の暗殺計画があることを光秀(長谷川博己)は知る。

 京の町の安寧が崩れることを恐れ、光秀は館に潜入し三淵(谷原章介)と藤孝(眞島秀和)らと協力して、松永らを救うことに。そこで傷を負った光秀は、東庵(堺正章)の診療所へ運び込まれ、駒(門脇麦)とひさしぶりの再会を果たす。 (「麒麟がくる」公式サイトより)

「麒麟がくる」(C) NHK
advertisement

「麒麟がくる」第6話のネット上での評価

 ネット上での「麒麟がくる」第6話の評価は、「ポジティブ」が 83.6%となりました。

advertisement

第6話最大の盛り上がりポイントは20時40分ごろの光秀と駒が美濃の国へ向かうシーン

 今回もっとも盛り上がったのは、20時40分ごろの光秀と駒が京の都から美濃の国へ向かう途中、古寺に泊まるシーンです。焚火の見張り番をしている駒に対し、光秀は自身の傍らで眠るようにと声を掛けました。2人は体を寄せ合って、一夜を過ごしました。こちらのシーンについて、「光秀の言葉と表情にキュン死した」「長谷川さんのイケメン度が全開になっている」などの書き込みが相次いでいます。ひそかに光秀に思いを寄せている駒の恋心が描かれ、彼女と同様に心をときめかせた視聴者が続出したようです。

advertisement

光秀の進言と義輝の英断に感動!

 光秀が細川春元による暗殺計画について相談した折、三淵は協力を渋りました。保守的な意見を述べる三淵に対し、光秀は将軍家のあるべき姿を熱弁します。ネット上には、「将軍論を三淵に直情的に語る光秀が熱い!」と興奮のコメントが飛び交いました。「俺が麒麟を連れて来て平らかな世にしてやる」と言わんばかりに、自身の考えを素直に口にする光秀は、とてもいさぎよく、視聴者の脳裏に焼き付いたようです。

 また、室町幕府の歴史に精通している人々の間では、光秀と三淵のやりとりを聞く足利義輝の様相が話題になっています。「(自分の家臣に光秀の)後を追え! と言った足利義輝が印象的。光秀の言葉を聞いて何かを決意したような表情をしていた」「光秀の思いを知った義輝の表情に心が震える」というコメントが投稿されています。弱体化している足利家を立て直そうとしている義輝の気概が視聴者に伝わったようです。

advertisement

万里小路家での激戦にハラハラドキドキ!

 光秀が暗殺計画を阻止するべく、ほん走する最中、万里小路家では連歌会が行われていました。たおやかな空気が流れる歌会の場でしたが、そんな優雅な雰囲気を切り裂くように、武装集団が攻め込みます。しかし、間一髪のところで光秀が登場し、三好長慶を助けました。「ピンチに登場した光秀。戦隊ヒーローの主役さながらカッコいい」「藤孝と光秀のカットインからの合体奥義みたいな技が出てきた」と迫力満点の戦闘シーンを称賛する意見が数多く寄せられています。

 特に、光秀と藤孝が三好長慶と松永に合流し、敵に取り囲まれる場面は、大河ドラマファンをワクワクさせました。「4人の武士が共闘している歴史的瞬間やで!!」などのツイートが散見されます。その他、「万里小路邸の中庭を埋め尽くした紅葉。本来は連歌の象徴となるはずだが、暗殺劇の血の色を想起させる」「紅葉を背景にした殺陣が美しかった」という感想もありました。巧みな演出技法に気づくことも、大河ドラマを鑑賞する上での醍醐味なのかもしれません。

advertisement

光秀と藤孝の間に強い絆が生まれた!

 物語の後半、東庵の自宅で療養していた光秀の元へ、藤孝が訪れました。藤孝は、ねぎらいの言葉をかけると共に、熱っぽい口調で平らかな世の実現について話します。光秀と藤孝、青年2人が語り合う光景は、「きっと終生互いを見捨てない友情を育むのだろうなあ」「真っすぐで清廉で、曇りなき瞳!という感じの2人を見ていると泣きそうになった」と好評を博しています。

 同時に、藤孝の魅力を実感した方々が「藤孝様が予想していた以上に熱血漢キャラで嬉しい」「藤孝…熱い男だな…いいな…」などのツイートを続々とアップしています。その一方では、友情を深めている彼らの今後を不安視するコメントもありました。史実では数奇な運命に翻弄され、全く別々の道を歩むことになる2人の人生は、どのように交錯していくのでしょうか。気になります。

advertisement

まとめ

 前半は、し烈な攻防を展開し、緊迫感がありました。後半は、光秀と藤孝の語らい、一途な駒の言動がフォーカスされ、ほのぼのとした内容でした。第6話で印象的だったのは、光秀の姿や思いです。光秀のひたすら純粋に平穏な世が訪れることを願う姿は、義輝や藤孝など、多くの人々の心を突き動かします。タイトル「麒麟がくる」の片鱗を現していました。

今回紹介した「大河ドラマ麒麟がくる 第6話『三好長慶襲撃計画』」はAmazonプライム・ビデオで視聴できます。

advertisement

次回は……

 第7話では、信秀(高橋克典)と道三(本木雅弘)の間で和議が締結され、信長(染谷将太)と帰蝶(川口春奈)の政略結婚の話が持ち上がります。結婚を拒む帰蝶、帰蝶の対応に悩む道三、それぞれが光秀に相談します。忠義が厚いものの、女心にうとい光秀は、帰蝶の切なる想いを察するのでしょうか。

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.