「大河ドラマの織田信長役」人気ランキングTOP10! 1位は「利家とまつ」の反町隆史さん!
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ねとらぼ調査隊では、2020年12月15日から2021年1月14日まで、「大河ドラマで一番好きな織田信長役は?」というアンケートを実施していました。
投票対象となったのは、「麒麟がくる」までの大河ドラマのなかで織田信長役を演じた16人。今回のアンケートでは、1万5620票もの投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:緒形直人(信長 KING OF ZIPANGU)
第10位は「信長 KING OF ZIPANGU」の緒形直人さん。得票数は562票(全体の3.6%)でした。
1992年放送の30作目「信長 KING OF ZIPANGU」は、大河ドラマとして初めて「織田信長」にクローズアップした作品。現在でも唯一の「信長が主役」の大河ドラマです。「これまでの信長とは違い、ナイーブで繊細な面を押し出したい」という思いから、当時25歳だった緒方直人さんが主演に抜擢されました。
コメント欄では、「緒形直人の信長が史実の雰囲気をとらえてる」「ステレオタイプの信長でなくナイーブな内面を表現した緒形直人さんの信長がとても印象に残っています」といった声があがっていました。
第9位:市川海老蔵(おんな城主 直虎)
第9位は「おんな城主 直虎」の市川海老蔵さん。得票数は590票(全体の3.8%)でした。
2017年放送の56作目「おんな城主 直虎」は、後に徳川四天王の一人となり彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた「井伊直虎」を主人公としたドラマ。市川海老蔵さん演じる信長は、初登場時から強烈な存在感を放っていました。
コメント欄でも「魔王オ-ラがすごかったです」「海老蔵さんの信長にはしびれました。衣装もピッタリでまさしく魔王と呼ぶに相応しい御方」と、その強烈なオーラに触れる声がありました。
第8位:吉川晃司(天地人)
第8位は「天地人」の吉川晃司さん。得票数は613票(全体の3.9%)でした。
2009年放送の48作目「天地人」は、上杉景勝に仕えた家老・直江兼続を主人公としたドラマ。信長を演じたのは、ロックミュージシャンのみならず俳優としても活動している吉川晃司さんでした。
コメント欄では、「赤い着物が印象的だった。光秀を蹴るシーンは迫力があった」「ダークな部分にゾクッとした記憶があります」といった声があがっていました。
第7位:高橋英樹(国盗り物語)
第7位は「国盗り物語」の高橋英樹さん。得票数は838票(全体の5.4%)でした。
1973年放送の11作目「国盗り物語」では、高橋英樹さんが信長を演じました。この役について高橋さんは、「信長が自分に乗り移ったのではないかと思うほど、すっかりほれ込んでしまいました」と回顧しています。ちなみに、本能寺の変ではスタジオで本物の炎を燃やして撮影していたのだそうです。
コメント欄では、「最初にリアルタイムで大河ドラマを観たのが国盗り物語でした。高橋英樹さんの凛々しさがいまも擦り込まれています」「実物が憑依しているのかと思うほど迫力があった」といったコメントがよせられていました。
第6位:豊川悦司(江~姫たちの戦国~)
第6位は「江~姫たちの戦国~」の豊川悦司さん。得票数は958票(全体の6.1%)でした。
2011年放送の50作目「江~姫たちの戦国~」では、豊川悦司さんが信長を演じました。苛烈な行動の裏には「泰平の世をもたらすために、自ら憎まれ役を背負う」という真意があり、革新的な思想の持ち主として描かれていました。
コメント欄では、「南蛮の鎧に身を纏った姿は、男の僕でも惚れぼれしてしまうほど素晴らしかった」「豊川悦司さんの織田信長には品性と思慮深さが表れていたと思います。江に対する優しさも素敵」というコメントがあがっていました。
第5位:高橋幸治(太閤記・黄金の日日)
第位は「太閤記」「黄金の日日」の高橋幸治さん。得票数は1523票(全体の5.4%)でした。
1965年の「太閤記」と1978年の「黄金の日日」の2作で織田信長を演じたのが、高橋幸治さん。ちなみに同じ人物が大河ドラマで2度信長を演じたのは、現時点で藤岡弘、さん(おんな太閤記・春日局)と高橋さんの2人だけです。
文学座出身で、彫りの深い顔立ちと凛々しさ、そして演技力で視聴者からの支持を集めた高橋さんの信長。「太閤記」では「信長を死なせないで」という投書がNHKに殺到した、という伝説が残っています。「黄金の日日」では同じく太閤記で秀吉役を演じた緒形拳さんとともに再登板、大河ドラマファンを驚かせました。
コメント欄では、「高橋幸治の凛々しさに勝る俳優はおらん」「高橋幸治のあの冷たさは、信長の霊が乗り移っているみたいだった」「彫りが深く、人を寄せ付けないほどの冷たさと厳しさ、クールで凛々しく、凄みのある高橋幸治さんが、まさに信長のイメージをつくりあげた気がします」と懐かしむ声が多くよせれられていました。
第4位:染谷将太(麒麟がくる)
第4位は「麒麟がくる」の染谷将太さん。得票数は1600票(全体の10.2%)でした。
2020年から2021年にかけて放送中の59作目「麒麟がくる」では、染谷将太さんが織田信長を演じており、最新の研究結果を取り入れた信長像が好評を博しています。あと数回で「本能寺の変」を迎えるなかどのような展開になるか、今後が楽しみですね。
コメント欄では、「目力があるのと、立居振る舞いが信長のイメージです。特に浅井の裏切りの悔しさはお見事」「今まで信長って非情で怖い人というイメージだったけどリアルな信長って意外と染谷将太の信長のような気がする」「ねっとりした喋り、心の寂しさ・褒めて欲しい認めて欲しいと言う感情、怒りや癇癪の表現が凄く良かった」といった声があがっていました。
第3位:役所広司(徳川家康)
第3位は「徳川家康」の役所広司さん。得票数は1688票(全体の10.8%)でした。
1983年放送の「徳川家康」は、21作目の大河ドラマで、タイトルのとおり徳川家康の生涯を描いています。信長を演じたのは当時まだ新人俳優だった役所広司さん。作品の放送後にはNHKにファンレターが殺到したそうで、この作品をきっかけにブレイクを果たしました。
コメント欄では、「役所広司さんの織田信長が1番好きです! 初登場のシーンや藤真利子さんの濃姫とのやり取り、本能寺の変など、今でも思い出します」「信長の荒々しさ、冷徹さは、役所広司さんが最高」「竹千代を見る優しい目、元康との再会に示した素直な喜び、信康の切腹を命ずる際の酷薄さ、やはり役所広司が一番」と熱い声が殺到しており、その人気の高さがうかがえます。
また、「小学生のころに初めて見た大河が徳川家康で、役所広司の織田信長が刷り込まれました」「当時小学生でしたが、この方のおかげで信長と歴史が好きになりました」と、子どものころに見た役所広司さんの信長が深く印象に残っている人もいました。
第2位:渡哲也(秀吉)
第2位は「秀吉」の渡哲也さん。得票数は2655票(全体の17.0%)でした。
1996年放送の35作目「秀吉」では、渡哲也さんが信長を演じました。重厚で苛烈な渡さんの信長は好評を博し、あまりの反響に4話出演が延びたという逸話も。本能寺の変では、「神か…神が死ぬか」と叫び自らの首をかき切り絶命するという壮絶なシーンが話題となりました。
コメント欄では、「一番怖かった信長は渡哲也さん以外ありません!」「8割怖いんだけど、2割は優しい感じが信長のイメージそのもの」「最初からオーラありすぎて、全然うつけものじゃない! って突っ込んだ」「内に秘めた狂気と苛烈さに加え女房衆に対する優しさを見事に演じられて大好き」といった、渡さんの信長の怖さがよかった、という声が多数よせられていました。
第1位:反町隆史(利家とまつ~加賀百万石物語~)
そして第1位は「利家とまつ~加賀百万石物語~」の反町隆史さん! 得票数は3315票(全体の21.2%)でした。
2002年放送の「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」は、41作目の大河ドラマ。信長と秀吉に仕えた前田利家と、その妻・まつを中心に据えて物語が展開されます。この作品では、カリスマ性をもちつつも、時に歯を見せて大笑いするような人間味あふれる信長を反町隆史さんが演じました。
コメント欄では、「威厳とオーラがあって自分の中での信長のイメージに合ってた」「かっこよすぎて美しすぎて素敵でした。特に最後の本能寺の舞のシーンが印象的」「本能寺、炎のなか舞う姿は忘れられない」といった声が多くよせられていました。
また、「で、あるか。で片付ける感じ嫌いじゃない」「報告を受けた時に『で、あるか』と言うシーンが印象に残っている」と、当時話題となった「で、あるか」という口癖に触れるものも。この口癖は信長の心理状態によって微妙に変化しているので、視聴の際は注目してみるといいかもしれません。
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