「矢野顕子」のシングルであなたの心に一番残っているのは?【人気投票実施中】
独特のセンスと幅広い音楽性であらゆる世代に愛されている、シンガーソングライターの矢野顕子さん。1974年に初めてシングルをリリースして以来、現在に至るまで第一線で活躍を続けています。彼女の楽曲や歌声は唯一無二の独創的なものですが、だからこそ魅力的でもあり、多くの人に支持され続けています。
今回は、そんな矢野さんのシングルをテーマに、人気アンケートを実施します。ぜひ、お気に入りの曲に投票してみてください!
春咲小紅
「春咲小紅(はるさきこべに)」は、1981年に発売された5枚目のシングル。80年代に勃興したテクノ歌謡に属するものの、40年前とは思えないほどポップで可愛らしいメロディーと歌声が特徴です。タイトルどおり春に聴きたくなるような曲で、ウキウキした気分にさせられます。
「ホラ 春咲小紅 ミニミニ見に来てね」というサビの歌詞は、当時カネボウで行なっていた口紅のキャンペーンに対応したもの。ちなみに、「小紅」を「神戸に」と聞き間違え、やはり同年に開催されていた神戸ポートアイランド博覧会の関連ソングと勘違いした人が少なくなかったそうです。
すばらしい日々
もともとは奥田民生さんが作詞作曲したUNICORNの楽曲で、矢野さんが1994年に16枚目のシングルとしてカバーしました。同年リリースのアルバム「ELEPHANT HOTEL」にも、また違ったアレンジで収録されています。
UNICORNバージョンだとロック調でどこか無機質な雰囲気ですが、矢野さんのカバーだと一転して癒し系のふんわりした雰囲気に。アコースティックギターやピアノ、パーカッションなど楽器も原曲と異なり、幻想的で繊細なメロディーも魅力です。
あたしンち
新聞の連載からアニメ化にまで至った人気漫画「あたしンち」。矢野さんはこの作品の大ファンで、2003年に公開された「映画 あたしンち」の主題歌を担当しました。制作にあたり、矢野さんは70年代からアメリカンポップスを第一線でリードしているミュージシャンたちと、ニューヨークでセッションを組んでいます。
日常系コメディ漫画のため、歌詞にも「夕ごはん」や「洗濯機」「テレビ」など、日常を感じられるような単語がちらほら。普段の生活のなかにもたくさんの愛が転がっていて、不思議なこともすぐ側にあるというような、さまざまな解釈ができる歌です。普通ではありえない出来事が起こる、映画の不思議な世界観を表しているとも言えるでしょう。
その他(コメント欄にお願いします)
こちらで解説した以外にも、矢野さんには数多くの印象的な楽曲がたくさんあります。ぜひお気に入りの1曲に投票をお願いします!
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