信長の登場に身震い! 「大河ドラマ『麒麟がくる』」第7話、ネット上の反応は?

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 「麒麟がくる」放送直前のおさらい! 前週の内容とネット上での評価をお届けします。

 主君・斎藤道三の教えを胸に、織田信長をはじめとする多くの英傑としのぎを削った智将・明智光秀。光秀は、深い思いやりのある為政者の頭上に麒麟が現れるという逸話を信じ、争いのない世界の実現を目指す。

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「麒麟がくる」第7話(3月1日放送)のあらすじ

 駿河の今川義元(片岡愛之助)の動きに脅かされた信秀(高橋克典)は、美濃の道三(本木雅弘)と和議を結ぶことを決める。そのために、道三の娘・帰蝶(川口春奈)を、信秀の嫡男(染谷将太)の妻に迎え入れたいと申し出る。

 旅から明智荘に帰った光秀(長谷川博己)を、帰蝶が待ち構えていた。幼なじみで、ほのかな恋心を抱く光秀に、今回の尾張への輿(こし)入れを止めてほしいと頼む。一方、道三からは、口をきかなくなった帰蝶を説得するように命じられる。  (「麒麟がくる」公式サイトより)

「麒麟がくる」(C) NHK
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「麒麟がくる」第7話のネット上での評価

 ネット上での「麒麟がくる」第7話の評価は、「ポジティブ」が80%となりました。

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第7話最大の盛り上がりポイントは20時40分ごろの信長の初登場シーン

 今回最も盛り上がったのは、20時40分ごろの信長が朝焼けとともに登場するシーンです。物語の後半、帰蝶の命令を受けた光秀は、熱田を訪れていました。帰蝶との縁談話が持ち上がっている信長を探す中、浜辺にたどり着きます。そこへ、漁を終えた信長が登場。燃えるような朝焼けをバックに船上でたたずむ信長は、「鳥肌が立つほどカッコいい」「信長の降臨にドキドキした」と称賛されています。登場はわずかでしたが、大きなインパクトがありました。

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苦悩する帰蝶に胸が熱くなる!

 第7話は、再び帰蝶がまつりごとの材料に使われ、織田家に嫁ぐストーリーがメインとなりました。色々な表情の帰蝶が垣間見られ、女性の視聴者が心をときめかせています。ネット上には、「帰蝶さまは、武家のお姫様らしい無邪気な尊大さと、状況や相手の気持ちを即座に察する聡明さを、絶妙なバランスで併せ持っているのがとても魅力的」などの書き込みがありました。駒(門脇麦)と一緒にキャッキャと笑う姿は、「ふと見せた年頃の女の子らしい表情が可愛かったです」と好評を博しています。

 物語の終盤には、光秀の前で現状をうれい、弱い一面を見せました。帰蝶の意味深な言葉が大河ドラマファンをざわつかせることに……。「『旅をしてみたい。船に乗り、海を渡り…。十兵衛、供をせよ』これ、帰蝶さまから十兵衛への告白じゃないか! 切ないなぁ~」「帰蝶さまの『旅に出てみたい』にはこの時代のお姫様の悲哀があってキュッとなりますなぁ…」と、帰蝶の複雑な胸中に思いをはせるコメントがアップされています。川口さんの名演技により、十兵衛への秘めた恋心が美しく描写され、感動を与えました。

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道三・高政・光秀それぞれの関係が微妙に変化!

 光秀を稲葉山城に呼び出した道三は、帰蝶の政略結婚、海に面している尾張と和議を結ぶ重要性について熱弁しました。道三が美濃の安ねいを願っている様子が視聴者に伝わり、「斎藤道三の言葉はきちんと美濃の国の事を考えての言葉…」とツイートが投稿されています。その他、「海の利を語るシーン。十兵衛さまに対して、息子に教え諭しているようだった」という書き込みもありました。道三と同じく、平和で穏やかな世を目指している光秀、2人の距離が急速にちぢまっていることを予感させました。

 稲葉山城のシーンでは、高政も光秀と対面。高政は、有力家臣と酒を飲みながら、道三の政治へ不満をもらしていました。その姿に大河ドラマ好きは騒然としています。「酔っているとはいえ、十兵衛さまへの接し方も酷く荒れていて、ちょっと複雑」「父親の利政は国人と乖離してしまっているのが危ういという指摘は的を射てそうだったのに、今回の酒盛り像は国人に取り込まれている感が半端なくて、これはこれで危うい」と高政の今後を危ぶむ意見が散見しています。旧知の友だった光秀と高政、2人の関係はどうなるのでしょうか。

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届かない駒の想いが切ない!

 第7話では、帰蝶と共に、駒の秘めた想いもフォーカスされました。明智家の邸宅でくつろぐ場面において、牧(十兵衛の母、演/石川さゆり)というフィルターを通して恋心が描写されています。ネット上では「駒の独りごとを聞く牧が、駒の十兵衛への思慮に気づく何気ないシーン。演技が細やかで素敵だった」「牧つらいなぁ。駒ちゃんの気持ちにはずっと前から気づいていたよね」とツイートがアップされています。

 さらに駒が、光秀と帰蝶が会話している場所に立ち入らず、物かげに身をひそめていた姿もネット上で話題になっています。絶妙な演技と演出に「駒ちゃんの叶わぬ思いを全部、表しているのがすごい」と視聴者が感動しています。ツイートの中には、「鈍い対応をしているのは、このあと本妻に対して一途な愛を貫く光秀ステキ演出への伏線だと読んだ」と鈍感な光秀について推測する投稿もありました。本妻の登場が待望されているようです。

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まとめ

 第7話は、帰蝶・駒・牧、3人の女性の活躍が目立っていました。その一方では、道三と高政の親子間で確実なひずみが生じていると判明します。第3話で、美濃の国の行く末を真剣に話し合った光秀と高政でしたが、それぞれ感覚が変わり、2人の間には溝ができていました。

今回紹介した「大河ドラマ麒麟がくる 第7話『帰蝶の願い』」はAmazonプライム・ビデオのNHKオンデマンドで視聴できます。

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次回は……

 第7話のラスト、光秀は帰蝶の頼みを受け、尾張で信長が如何なる人物かを確認しようとしていました。第8話では、帰蝶をとつがせるべきか否か真剣に思案します。光秀と帰蝶、2人は、どのような判断を下すのでしょうか。

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