「カラテカ」っぽい景色が見たくて越前の寒さとコンバットしてきた:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)
カラテカ本線日本海
東尋坊南端の七つ岩では、波しぶきが岩を乗り越えて飛び散り、迫力満点。波の音は「カラテカ」のような“ザザー、ザザー”という音ではなく、途切れず常に鳴り続ける。風の音もすごい。
寒さで体力が奪われたせいか、だんだん眠くなってきた。もし寝ぼけてふらついたら、えらいことになるかもしれない。いったん商店街に退散し、食堂でソースカツ丼を食べた。うまかった。今の時期は越前ガニの最盛期でもあるが、そちらは夜に、宿泊先の芦原(あわら)温泉でいただいた。
ソースカツ丼のおかげで元気が出て、無事「カラテカ」っぽい写真を撮ることができた。……でもカラテカのように崖ぎりぎりに立つことは、できなかった。
いや、言いわけさせてほしいんだけど、崖ぎりぎりにはカメラを置ける場所がなかった。三脚が倒れて海に落ちたら元も子もないし。セルフタイマーで撮ったから、自分から遠く離れた場所にカメラをセットすることもできない。……寒いからといって、そもそも道着を着ていない時点で失格ですね分かります。
さて、「カラテカ」ではスタート地点の断崖絶壁で、最初の敵が現れる。気をつけの状態でBボタンを押すと、敵に一礼でき、敵も(構える前であれば)礼を返してくる。これはあまりにも有名だが、マニュアルを見ても、カラテカがBボタンで礼をすることは、書かれていないようだ。
ちなみに、敵と当たる前に礼をしないと、敵の攻撃がちょっとだけ激しくなる。とはいえゲームを攻略する上では、さして支障はない程度だ。
ワナ! ワナ! ワナが落ちそう
崖っぷちで敵を1人倒してゲートに入ると、簡単なビジュアルシーンが流れる。アクマ将軍が手下に指示を出し、指示を受けた手下がカラテカを倒すために走り出す。
このシーンが終わるとゲームに戻るが、カラテカが左から右へと移動する途中に、その手下が右から左へ向かう場面が挿入される。以降、カラテカと敵がかわりばんこに表示される(カラテカは、表示されているときだけ移動できる)。当時としては凝った演出だった。
「カラテカ」では、構えた状態でAボタンを押すと蹴りが、Bボタンを押すと突きが出る。アーケードの「空手道」(テクノスジャパン/データイースト)や、「イー・アル・カンフー」のように、蹴りも突きも上中下段に打ち分けられる。
とはいっても、突きはかなり当たりにくい。単に射程が短いというだけではなく、相手との間合いを詰めようとして、踏み込んでいる途中に打てないのだ。十字キーの左右を細かく押して、すり足で少しずつ間合いを調整する手もあるが、それなら最もリーチの長い中段蹴りを連発した方が、はるかに戦いやすい。
敵にはそれぞれ決まった攻撃パターンがあるので、それを見極めれば中盤までは難しくない。体力が減ったら、敵と距離を取って攻撃を受けないようにすれば、徐々に回復していく(敵の体力も回復するけど)。
しかし、城ステージのラストで、「カラテカ」最大の強敵が現れる。
ワナである。
カラテカがステージ最後のゲートを通ると、上からギロチンが落ちてきてゲームオーバー。
今回の原稿を書くのが遅れた理由の1つが、このワナをどうしてもクリアできなかったこと。昨年末に1回オールクリアしてたんだけど、今年に入って画面写真を撮るために、録画しながらあらためてプレイしたら、何回やっても何回やってもこのワナから先に進めなかったのだ。
攻略法としては、カラテカが構えたときの前の足を、ワナの真下にある影から、ほんのわずか手前に置き、十字キーの上を押して「気をつけ」状態になり、右を押して走る、らしい。……でもそうやっても、やっぱりワナの餌食になる。ここで挫折したプレイヤーも多かったはずだ。
もちろん、ワナにかかると即ゲームオーバーなので、再プレイするたびにスタート地点の崖からやり直しとなる。最初のうちは「凝ってるなあ」と感心した、敵が走ってくる演出も、何度も何度も何度も何度も同じシーンをやり直していると、もううっとうしい。そういう点も含めて、後のゲームのビジュアルシーンやムービーに似ているかもしれない。
数日トライして、「十字キーの右を押すときに、押しっぱなしにせず、ちょっとだけ押せばいい」ということにようやく気がついた。そうすればカラテカの目の前でギロチンが閉まるので、上がるのを待って動けばいい。ようやくここから先へ進めた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
犬「で、オレが産まれたってわけ」 220万再生突破の爆笑ワンコに「ちっ、2回目の転生は犬かよ」「これでウインクとかされたら笑い死ぬww」
-
“無給餌”で育てたメダカが3年後、驚きの姿に……!! 人の手が入っていないビオトープで起こったミラクルに注目が集まる
-
北海道が広島……? 地名がちぐはぐすぎる「ちょっと変な日本地図」に隠された“秘密”に「おもしろい!」「よくぞ調べた」の声
-
「その顔やめんかいw」 大谷翔平、子どものような“変顔”を披露 「撮られてしまったね」
-
「最高すぎる」 業務スーパーで見つけた“あの麺の1キロ分”が話題 「業務用なんてあったのか」
-
「ドミノ・ピザ」山形県内から突如全店撤退、何が起きたのか 運営「優先順位の高いエリアでの今後の成長を見据えて」
-
「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
-
【今日の計算】「52+4×12」を計算せよ
-
釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
-
「これ本当に日本?」 言われなければ分からない福島の名所「浄土平」の絶景が「まるでアリゾナ」
- 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
- 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
- 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
- 「なぜ今になって……」 TikTokで“15年前”の曲が大流行 すでに解散の人気バンド…… ファン驚き 「戸惑いが隠せない」
- どういう意味……? 高橋一生&飯豊まりえの結婚発表文、“まさかのタイトル”に「ジワる」「笑ってしまう」
- サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」
- “世界一美しいザリガニ”を入手→開封して見ると…… 絶句を避けられない姿と異変に「びっくり」「草間彌生作のザリガニみたい」
- 「誰かと思った」 楽天・田中将大の“激変した風貌”にファン驚き…… 「一瞬わからなかった」
- 複数逮捕&服役の小向美奈子、“クスリ”に手を出した理由が壮絶すぎ……交際相手の暴力で逃亡も命の危機 「バレてバルコニー伝って入られて」
- 耐火金庫に“溶岩”を垂らしてみたら…… “衝撃の結果”に実験者も思わず「なんだって!!!」と驚愕【海外】
- 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
- 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
- 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評