【マンガ】それでいいのか……意外すぎる日本初の宇宙食
「食」っていうか。
10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回もサクッと短い雑学3つをお送りします。
雑学その1:日本初の宇宙食は意外な“アレ”だった
JAXA(宇宙航空研究開発機構)から、日本国内で製造された初の宇宙食として認証されたのは、なんと「キユーピーマヨネーズ」。
包材は宇宙向けの特殊仕様ですが、中身は市販のものと同じ。国際宇宙ステーションで出される、生野菜用のサラダ調味料として使われるとのことです。
- 参考:おしえて!キユーピーマヨネーズのこと(キユーピー)
雑学その2:昔のかまぼこは、現在で言うところの「ちくわ」だった
ちくわとかまぼこには少し変わった歴史があります。もともと「神功皇后が鉾(ほこ)の先に魚肉をつぶしたものを塗りつけ、焼いて食べた」という伝説があり、これが植物の蒲(がま)の穂によく似ていたことから「蒲穂子」、転じて「蒲鉾」(かまぼこ)と呼ばれる食べ物になりました。
蒲の穂に似た細長い円柱状の形……つまり、現在の「ちくわ」は、古くは「かまぼこ」と呼ばれていたのです。
しかし、江戸時代中期以降に、商人などがかまぼこを食べるのを見た武士が「下級人が武士の魂である鉾を食べるとは何事だ」と腹を立て、庶民はかまぼこの別の呼び名を考えました。その際、この食べ物の切り口が竹を切ったようであることから「竹輪」(ちくわ)と呼ばれるようになり、一方で「かまぼこ」の名は板に付けて蒸したものへと引き継がれていったのです。
参考リンク:ちくわの歴史(ヤマサ)
雑学その3:軟式テニスが日本で生まれたのは「ボールが足りなかったから」
硬式テニスは1874年にイギリスで誕生し、早くもその数年後には日本にも紹介されたといわれています。しかし、当時(明治初期)の国内では、肝心のテニスボールを作ることができませんでした。となると輸入するほかないわけですが、価格が高かったため、代わりにおもちゃのゴムボールを使用するように。うーん、これはもはや別競技のような……。
こうして日本独自の競技として成立したのが、軟式テニス。誕生理由がちょっと切ない気もしますが、1890年には国内企業による専用ゴムボールの製造が始まり、早稲田、慶応ら4校による対抗戦が人気を集めるほど普及。現在では世界大会も開催される、国際的なスポーツとなっています。
- 参考:ソフトテニスとは(日本ソフトテニス連盟)
他にもある! こんな雑学
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