13本のゲームが一斉に「Portal 2」仕様に……
日本でも5月19日にPS3およびXbox 360で発売が予定されている、米Valve Softwareの期待作「Portal 2」。その発売に先駆けて、海外ではちょっとユニークなプロモーションが行われているようです。

話題の焦点になっているのは、Valveが4月2日よりSteamで販売している「The Potato Sack」というインディーズゲームパック。「portal2」発売までの間、「Super Meat Boy」や「BIT.TRIP BEAT」など13本のインディーズゲームが最大75%OFFで購入できるというお得なパックで、言ってみれば「Portal 2」発売を記念した、Valveからのちょっとした贈り物といったところ。しかし発売からしばらくすると、これらのゲームすべてに共通する「ちょっとした暗号」が仕込まれていることにユーザーが気付きます。
そう、実はこれはValveが「Portal 2」発売に先駆けて仕込んでいた、一種のARG(代替現実ゲーム)。暗号に気付いたユーザーは、すぐさま「Valve PotatoFoolsDay ARG Wiki」という専用のWikiを立ち上げ、いっせいに暗号解読に取りかかりました。
その後暗号は「Portal 2」のトレーラー映像などからも見つかり、現在はかなりの部分がユーザーの手で解読されている模様。「Valve PotatoFoolsDay ARG Wiki」によれば、今のところ解読結果からは貴重な「Portal2」のイラスト資料やパッケージアートなどへのリンクが見つかっているそうです。以下は見つかったイラストの一部。



主人公の服装デザインや、登場するメカニック類のコンセプトアートなど、「Portal」シリーズファンにはたまらない資料も多数見つかっているようです
しかし、Valveのイタズラはこれだけでは終わりませんでした。4月11日になると、今度は「The Potato Sack」に含まれていたゲームが一斉にアップデートされ、ゲーム内が「Portal 2」仕様にジャックされるという予想外の事態に。BGMやナレーションがGLaDOS(「Portal」に登場するAI)の声になったり、「Portal」そっくりのマップが登場したりと、いずれもイタズラというには大規模すぎる内容となっており、ユーザーを大いに驚かせました。
以下、「Portal 2」にジャックされてしまったインディーズゲームたちの様子を、YouTubeに投稿された動画から紹介。ちなみに筆者も手元の「BIT.TRIP BEAT」で確認してみましたが、単品で購入していた場合でも見ることができる模様。すでに購入済みの方は、どのように変わっているか、ぜひ実際に確認してみるといいでしょう。
Valveと言えば「Portal 2」発表時にも、前作「Portal」にちょっとした「暗号」を仕込んでおり、この手のARGプロモーションには定評があります。しかしここまで大規模な展開は、おそらく今回がはじめてではないでしょうか。
「Portal2」の海外版発売まであと1週間。これでValveのイタズラがすべて終わったとは思えないのですが……今後の動きにも注目していきたいところです。
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