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クール・ジャパン――それはアニメやファッションといった国際的に“いいね”と支持される、日本のカルチャー全般を指す。政府がクール・ジャパン戦略の一環として「広報文化外交戦略課」(仮称)を新設する方針を固めるなど、今ホットなテーマだ。
4月28日に行われた「ニコニコ超会議」では、ステージ企画「ニコニコ言論コロシアム」のなかで「クール・ジャパン作戦会議」と題した討論会が開かれた。司会進行は津田大介氏、パネリストは猪子寿之氏(チームラボ代表取締役)、佐藤剛氏(作家・音楽プロデューサー)、ダニー・チュー氏(Culture:Japanプロデューサー)、川上量生氏(ドワンゴ代表取締役会長)、生駒芳子氏(ジャーナリスト)といったそうそうたる顔ぶれ。さらにスペシャルゲストとして、枝野幸男経産相も登場し、会場は立ち見も出るほど超満員となった。
津田氏が「クール・ジャパンを知っている人は?」と呼びかけると、会場で手を上げたのはおよそ半分。ニコニコ生放送で実施したアンケートでも、その数はちょうど半分程度だった。海外に日本のコンテンツ(文化、カルチャー全般)を出していこうという気持ちは、日本人のなかでそれほど盛り上がっていないのかもしれない。
討論会では、45分という短い時間の中でテーマを2つに絞った。1つは「クール・ジャパンとして売れるコンテンツには何があるのか」、もう1つは「売れるコンテンツをどのように海外へ出していくか」。まずは、1つ目のテーマについて津田氏がパネリストたちへ順に尋ねていく。

日本語そのものがクール・ジャパン
日本のアニメに魅せられて13年前に来日し、オタク文化をブログで発信し続けているチュー氏。「魔法少女まどか☆マギカ」や「初音ミク」のように国内で盛り上がったコンテンツがそのまま海外でも盛り上がる事例がある一方で、日本人にとっては興味がなくても海外で好まれるものがあると指摘する。チュー氏いわく「それは日本の言葉」だ。
「日本の漫画やアニメを見たいけれど、見ても分からないから日本語を独学する。私も『らんま1/2』と『クレヨンしんちゃん』で勉強した」と話し、持参した萌えイラスト付き平仮名学習カードを披露した。日本のカルチャーに触れるため、まず日本語を勉強する。「日本語そのものがクール・ジャパンになり得る可能性があるかもしれない」と津田氏もチュー氏の意見にうなずく。
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