館、3900人、同時脱出
「リアル脱出ゲーム」を大ヒットさせたSCRAPが仕掛ける、新たな“脱出系”イベント「REGAME|リアル脱出ゲームオンライン」。その第1回目「ホーンテッドハウスからの脱出」が、7月24日午後11時45分、日本語・英語の2言語で同時開催された。
システムトラブルのため当初の予定より1時間45分遅れてのスタートとなったが、終わってみればトータルで約3900人が参加。大きな課題も浮き彫りになったが、「リアル脱出ゲーム」とはまた違った、新しいゲームの可能性を示したイベントだった。

今回参加者たちが閉じ込められた「ホーンテッドハウス」
「一回性」と「ソーシャル性」の価値
当日は筆者も、会社のPCから同僚たちと一緒にゲームに参加した。今回は「終了後もネタバレ一切禁止」ということで詳細は控えるが、率直な感想としては「悔しいけど、面白かった」! 開始前には「参加料500円は高い」という声もあったが、実際に参加した人で「高い」と感じた人はほぼいなかったのではとと思う。ツイートを追ってみても、システムトラブルや運営についての不満はあっても、ゲーム自体への批判はほぼ見られなかった。
「リアル脱出ゲームオンライン」と言っても、やること自体はよくある脱出ゲームとそれほど変わらない。不気味な館の中に閉じ込められてしまった参加者は、あちこちを探索し、謎を解きながら、館からの脱出を目指す。
ネットで検索すれば、同じような、しかも無料の脱出ゲームはいくらでも見つけられる。にもかかわらず3900人もの人々が、この1回しか遊べない有料の脱出ゲームに参加した。REGAMEはゲームの価値も大きく変えたと言っていい。
普通の脱出ゲームと違うのは「決められた時間に、世界中のプレイヤーが一斉に、1つのゲームにアクセスする」ということ。スタートと終了の時間はあらかじめ決められていて、遊べるのはその時間帯のみ。時間内に脱出できなければ文字通り「脱出失敗」となる。
3900人のプレイヤーが、ゲーム終了後には「脱出成功組」と「脱出失敗組」にはっきり分けられてしまう。脱出できず「悔しい!」と地団駄を踏んでも、同じゲームにもう一度チャレンジすることはできない。この「一回性」と「ソーシャル性」こそがREGAMEの魅力であり、参加者がお金を払っているのもまさにそこなのだろう。

遊んでみて面白いな、と思ったのが画面右上の「マップ」。ほかのプレイヤーの居場所が白点で表示されていて、ゲームが今どんな感じで進行しているのかが分かる。同時に遊んでいるプレイヤーの存在をさりげなく意識させる、うまい仕掛けだ
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