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最初に結論を書いちゃいますが、あれは「ミハルス」ではなく「カスタネット」で合ってます! 「今までずっとカスタネットだと思ってたうわあああああ」と焦った人、ご安心ください。
そもそもの発端は、掲示板やTwitterで広まった「お前らがカスタネットだと思っているアレは実はカスタネットじゃなかった」というウワサでした。正しくは「ミハルス」と言うんだそうですが、どうも調べてみると「ミハルスが正しい」説と、「やっぱりカスタネットで合ってる」説があっていまいちハッキリしない。ということで、杉並区の楽器会社「プラス白桜社」さんに、どっちが正しいのか電話で問い合わせてみました。

Wikipediaの「ミハルス」のページ。確かに、見慣れた赤と青のアレの写真があります
「カスタネットで合ってます。ミハルスというのは日本のカスタネットの原型のようなものですね」(プラス白桜社 担当)
説明によると、カスタネットというのはもともとスペインの楽器で、フラメンコなどを踊る際に使ったもの。これをより扱いやすくして日本に持ち込んだのが「ミハルス」なんだそうです。
「千葉みはるさんという人が考案したから『ミハルス』。本来のカスタネットは、2枚の板をひもでつないであるだけで、間に指を入れて自分で開閉しなければならなかった。そこで板に指を入れる穴を取り付けて、初心者でも簡単に開閉できるようにしたのがミハルスです」(プラス白桜社 担当)

本来のスペイン版カスタネットはこんな感じ。自動で開く仕組みがないため、鳴らすのにはちょっとコツがいります(画像はWikipediaの「カスタネット」のページより)
その後、このミハルスをもとに、板同士をゴムひもでしばって自動で開閉するようにした「ハンドカスタ(ハンドカスタネット)」という製品がリリースされ、これが現在のカスタネットの基本形に。やがてこれらはまとめて「カスタネット」と総称されるようになり、現在に至っているのだそう。ちなみにプラス白桜社で現在製造・販売しているものも、商品名は「カスタネット」なんだそうです。
とは言え、今の日本式カスタネットの源流がミハルスにあったことは間違いなく、カスタネットのことをミハルスと呼ぶのもあながち間違いではない模様。Twitterでは昨夜から今朝にかけ「ミハルス」がずっとトレンドワードに入っていましたが、とりあえず周りに「ずっとカスタネットだと思ってたああああ!」と慌てている人がいたら「間違いじゃないよ!」とやさしく教えてあげてくださいね。

現在のカスタネットは、板をゴムひもでつないであるため、叩いた後は自動で開いてくれます(Wikipediaの「ミハルス」のページより)
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