面白ネタを紹介するTwitterアカウント「ワロスwwwBOT」をめぐって、ネットユーザーから批判の声が上がっている。67万人のフォロワーを持つ人気ボットだが、以前より「他人のツイートをコピペしている」といった指摘があった。さらに最近になってこのアカウントを企業が広告媒体として利用していることが判明したため、“炎上状態”となっている。

問題の発端は、IT企業・ウィリルモバイルが作成した資料。「Twitter&Facebookより流入! スマートフォン広告のご提案」のタイトルでslideshare上に公開されていたものだ。ここでは「ワロスwwwBOT」のほか複数のボットを使って広告配信する手法と料金プランが示されており、「3万クリック保証(初回限定お試し特単):15万円」「100万クリック保証(消化日数70日±7日):350万円」などと記載されていた。
資料で紹介されたボットは「ワロスwwwBOT」のほかに「ワロタwww画像BOT」「すべらないTweet(凍結済み)」「☆3000ふぁぼツイート★」「アメリカンジョーク大百科」「名言〜人生を良くする言葉〜」があり、さらに「他34のアカウントで合計152万フォロワーを獲得※ユニーク登録ユーザーは88万人」(2012年度12月版)と説明していた。現在この資料は削除され、見られなくなっている。

一連のアカウントには、以前より「他人のツイートをコピペしている」「時々広告が入る」「広告手法がステマであり、広告先に怪しいサイトがある」などの批判が存在した。そのため今回、資料が広まると「ワロスBOTは会社ぐるみの運営だったのか」「ああ、あの界隈のボットってやっぱり金儲けだけが目的だったのね」と、厳しいコメントが多数寄せられている。
ウィリルモバイルに問い合わせたところ、資料は同社のもので間違いないとのこと。同社はモバイル・スマートフォン向け広告配信システム「凛」を展開しており、そのなかで一連のTwitterアカウントを広告商材として取り扱っていた。ただしアカウントはウィリルモバイルとは「別の企業」が保有しているものであり、運営に同社は一切関わっていないという。
ではボット運営元とはどこなのか。取材でウィリルモバイルに尋ねたが、同社からは答えられないとのことだった。またその運営元からはボットについて「コピペは出典先を明記しているので問題ない」「Twitterの規約違反ではない」といった内容の説明を受けていたため、「問題との認識はなかった」という。
ウィリルモバイルは「騒ぎは把握している。ご迷惑をおかけして申し訳ない」とコメント。自社サイトにも「あくまでも弊社が広告代理店業として取り扱った広告商材の1つ」との告知を掲載している。

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