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死んだ子イルカを背中に乗せて泳ぎ続ける母イルカ――ホエールウォッチングでこんな光景が目撃され、YouTubeに動画が投稿されています。
動画はカリフォルニア州のダナポイントで3月26日に撮影されたもの。ホエール・ドルフィンウォッチングサービスを提供するDolphin Safariが投稿しました。大人のバンドウイルカが死んだ子どものイルカを背に乗せて泳ぎ、その周りをほかのイルカが守っているかのように囲んでいたそうです。

Dolphin Safariのデイブ船長は、子イルカは死んでから数日はたっているようだったとのこと。「20年近くホエールウォッチングをやっているが、こんな行動は見たことがない。子どもを手放そうとしないこの母親ほど心を打つものを見たこともない」。
母イルカはおそらく、子イルカが呼吸できるように水面近くを泳ぎ続けているのだろうと、Dolphin Safariは推測しています。イルカは通常、背びれを水から出したままで泳ぐことはないからです。イルカの群れは母子関係が基準になるため、この2頭は母子でほぼ間違いないとしています。バンドウイルカの子どもは半数以上が2歳になる前に病気や捕食者により死んでしまうそうです。「はじめは、弱った子どもが水面近くを泳いで呼吸できるように、母イルカが手助けしていたのだろうか」「母イルカはいつ諦めるのだろうか」とDolphin Safari。
「葬列を見るとは思わなかった」「人間もイルカもそれほど違わない」――この光景を見たホエールウォッチングの観客はこのように話しています。
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