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こっくりさんのように、握ったボールペンが勝手にイスの絵を描いてしまう! ペン先を自動的に引っ張って手描きを補助してくれるユニークな装置「dePENd」が、「デジタルコンテンツEXPO 2013」に展示されていました。

ペン先が勝手に動いちゃうけど、とり憑かれてはいません
実はペン自体はごくありふれたもので、仕掛けがあるのはテーブルの方。テーブルの中に磁石が仕込まれていて、あらかじめ描きたい絵のデータを入力しておけば、そのとおりに磁石が動いてペン先を引っ張ってくれるというわけ。習字の先生が手を添えて書き方を教えてくれるように、手に“描く体験”をもたらすことができます。一般的にボールペンはペン先に強磁性をもっているため、大半のペンは使えるそうです。


テーブルの中には磁石を縦軸・横軸で動かす装置が。

磁石はだいたいペン軸の太さと同じくらい
さらに書いた線をスキャンできる、市販のデジタルペンを使えば、目の前の相手に同じ線を描かせることもできます。担当者がデジタルペンで馬の形を一筆書きしたところ、筆者が握るボールペンも同時進行で動いて、ほぼ同じ馬の絵ができあがりました。データをネットで転送すれば、世界のどこからでもペンの動きを遠隔操作できるそうです。dePENdを人数分用意すれば、1人の動きを教室全員にトレースさせることだって可能です。

右のデジタルペンが描く線を、左側にもdePENdを使って同じ動きでトレース
ペン先が磁石から離れてはいけないので一筆書きしかできないといった問題はありますが、手描きを追体験できるのは画期的。開発したのは慶應義塾大学の筧康明研究室で、手に強弱を付けることで線にアレンジを加えたり、カッターなどほかの文房具でも使用できたりと、いろんな応用が効くとのことでした。
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