海外には「about as useful as a chocolate teapot(チョコレートのティーポットと同じくらい便利)」という言い回しがあります。要は役に立たないという意味。チョコでできたティーポットはお湯を入れると溶けてしまいますからね。

 しかし英ネスレが、本当にチョコでできたティーポットを作ってしまいました。しかもお茶をいれることができます。

 チョコのティーポットはテレビ番組の企画で作られたもの。ネスレの研究チームが、どうやったら溶けないポットが作れるのか、ポットの厚さや吹き出し口の大きさ、チョコの配合などを計算して作りました。完成したティーポットは、ちょっと甘い味になったものの、きちんとお茶を入れることができたのだとか。さすがはプロの犯行といったところです。