総務省は9月30日、青少年のインターネット・リテラシーの実態をまとめた「平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を発表した。
同省ではインターネット・リテラシー向上施策を進めていくために、2012年度から全国の高等学校1年生相当(約3700人)のリテラシーを測るテストを実施している。テストでは違法コンテンツの問題の理解、適切なコミュニケーションなどインターネット上の危険・脅威への対応に必要な能力(リスク対応能力)を測り、併せてアンケートも実施している。
テストの結果、青少年のインターネット・リテラシーは上昇しており、全体の正答率が70.2%と昨年度(68.9%)より上がっている。年々、リスク対応能力の向上がみられるという。リスク対応の中でも、料金や時間の浪費に配慮した利用について正答率が相対的に高く、適切なコミュニケーションに関する能力も向上。一方で電子商取引の問題への対処やセキュリティ対策は相対的に正答率が低かったという。

スマートフォン保有者は全体の88.1%と昨年度(84%)より上昇し、ネットに接続する際に一番利用する機器もスマートフォンが全体の80.1%を占めた(昨年度の75%より上昇)。
一度も会ったことのないSNS上の友人数が「11人以上」は19.3%で、所属しているチャットグループ数は「6〜10」が最も多い。一度も会ったことのないSNS上の友人数やチャットグループ数は、男子よりも女子の方が多かった。
インターネットのプラス面を感じている青少年は90%以上。知りたいこと、見たいものがすぐに調べられる、動画など好きなものが簡単に見られる、友人・知人とのコミュニケーションが活発になったといったプラス面を挙げる回答が多い。

またフィルタリングの意味を適切に理解している青少年や、 スマートフォンやSNSの利用について過程のルールがある青少年は、そうでない青少年と比べてリテラシーが高かったという。
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