らせん状に巻かれたロープを指で押すと音が出る、コンパクトな電子楽器「UDAR(ウダー)」が「CEATEC JAPAN 2014」(10月7〜11日開催)のGUGENブースに展示されていた。ルービックキューブで遊んでいるような少ない手の動きで、「ファイナルファンタジー」のテーマ曲を和音で奏でる光景が斬新!

ウダーを弾く様子
ウダーは不思議な見た目だけど楽器としては機能的。円柱にぐるぐる巻いたロープが中央で4周ずつに分断されていて、それぞれを両手でつかみ押さえるようにして演奏する。ロープを強く押すほど大きな音が、ロープが内側に行くほど高い音が出るつくりだ。


これがウダー。巻かれたらせんロープを押して演奏する
音程はピアノのように半音ずつ段階的に変わるのではなく、ロープに触れる箇所に応じてグラデーションのように変えられる。押す箇所を30度ずらすと半音変わり、押さえているところから隣へ1本ずらすだけで1オクターブ違う音が出る。16音まで同時に鳴らせるので、10本の指でいろんな和音を奏でられる。


360度ロープなぞると1オクターブ変わる。ロープは4周巻かれているので、鳴らせる音域は4オクターブというわけだ
音はウダーから電話線でつながった桐箱の専用アンプ「ウダーモバイルKiri」から出てくる。ブースでは製作者でありウダリストである宇田道信さん(@uda807)が「ファイナルファンタジー」の曲を演奏してくれた。左手でコードやリフを鳴らしつつ、右手でメロディーを奏でる。電子音にしては素朴でぬくもりのある音が心地いい。インターフェイスがらせん状のためコンパクトで、膝の上で手首や指を動かすだけで10つほどの音を同時に出しているのが、機能的に見えた。

音を出す桐箱のアンプ「ウダーモバイルKiri」。中にはこうしてウダー本体やコードを収められる
宇田さんは今年2月に「大人の科学マガジン特別編」として発売された「歌うキーボード ポケット・ミク」の開発者でもある。ウダーは13年前に開発し始めてから改良を重ねた結果、2012年度の「文化庁メディア芸術祭」エンターテイメント部門審査委員会推薦作品に選ばれた。CEATEC会場では、実用性や商品性の高いデバイスやアイデアの具現化をサポートするものづくりプログラム「GUGEN」ブースで紹介されていた。
弾いていたのはウダーのバージョン4.4で、9月からはバージョン4.5を初のウダー商品として販売開始。ウダー本体を収められる桐箱アンプ「ウダーモバイルkiri5.2」など付属品とセットで、価格は40万円(税込)だ。公式サイトで注文を受付中で、すでに数台売り上げたという。下北沢オープンソースCafe(東京都世田谷区)で体験できるので、弾きたくなった方は足を運んでみよう。今弾けるようになれば日本で希少なウダリストになれるはず。
(黒木貴啓)
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