3月5〜7日、国内外問わず40店舗以上の古書店が集まるイベント「ABAJ創立50周年記念国際稀覯(きこう)本フェア2015 日本の古書 世界の古書」が開催される。そこで1億9440万円の文集が販売されるとの情報が。い、いちおく……!?????!?



1億9440万円の値が付けられている「唐柳先生文集」は、1909年(明治42年)創業の東京・神保町にある老舗山本書店から出品されるもの。唐柳先生文集は世界最古の印刷物とも言われる稀覯本だ。
他にも1897年(明治30年)に夏目漱石が正岡子規に宛てた書簡「夏目漱石書簡」(えびな書店)は450万円、「森鴎外自筆 『舞姫』草稿」(臨川書店)は4644万円で購入できる。なお、ケプラーの「コペルニクス的天文学要綱」(雄松堂書店/1000万円)や「内裏歌合 承暦二年四月廿八日」(思文閣出版/6500万円)なども出品が予定されている。






実はこの稀覯本フェアは2〜3年に1度開かれているイベントで、「コミックマーケット」の稀覯本版のようなイメージ。各本屋さんが蔵に入ってた書物を発掘し、それぞれのブースで売るというスタイルだ。なお、売られている書物はそのお店の信頼にかかわるため安心して購入できるほか、品物によっては鑑定書が付く場合もあるという。
興味深いのは、単なる「本を売買する場」ではないということ。もともとこういった書物が「目に触れる場」を作りたいとの思いから始まった企画で、博物館に行くような気軽な気持ちで参加してほしいと主催者は言う。
開催場所は、東京・千代田区のホテルグランドパレス。ちなみに数百万・数千万もする書籍を手にとって見られるにもかかわらず、参加費は無料だ。
(太田智美)
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