東京メトロとメトロ開発が、東西線西葛西〜葛西駅の高架下にある完全人工光型植物工場で栽培した野菜のブランド名を「とうきょうサラダ」に決定。東西線沿線の飲食店舗を中心に販売します。

メトロが野菜を提供する時代……!
「とうきょうサラダ」は工場内で人工光を使って水耕栽培した葉物野菜。農薬や土、虫が付着していないため、袋を開けたら洗わずにそのまま食べられます。また菌の侵入を制限した環境下で育てるので雑菌による傷みが少なく長期保存でき、外側の葉までキレイに使用できるため廃棄ロスを少量に抑ることが可能。そのほか季節や気候の影響を受けないので、年中安定した品質で提供できるといったメリットを持ち合わせています。
栽培は2015年1月からスタート。特定の品種については安定した栽培が可能となり、収穫した野菜も安全性を確認できたためこのたび発売に至ったそうです。育てられる品種は、フリルレタス、サンチュ、ロメイン、レッドマスタード(ベビーリーフ)、バジルなど。当面は新鮮な野菜を安定して供給するため、東西線沿線の飲食店舗を中心に販売していく予定です。



工場で育てられるのはフリルレタス(左)、サンチュ(中央)、ロメイン(右)など
地下鉄運営会社という畑違いの企業が野菜を自社栽培し、発売。同じようなケースだと、東芝が半導体製造のノウハウを活かした完全閉鎖型植物工場(クリーンルーム)で野菜を育て、昨年10月からデパートやスーパーで販売しているのが記憶に新しいです。こちらも年中安定して栽培できることや、害虫と雑菌を遮断し無農薬で育てる安全性などを売りにしています。
(黒木貴啓)
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