
Amazon.co.jpとショウワノートは7月7日、ジャポニカ学習帳45周年記念企画「あなたの1票が復刻を決める。 歴代ジャポニカ学習帳人気投票」の投票結果を発表しました(参考記事)。
1970年の発売以来、累計12億冊以上を売り上げているジャポニカ学習帳。高級感を打ち出して、A5判30枚のノートは30円だった時代に50円で販売し、テレビCMを流すなどしてヒットしました。学習帳メーカーとしては後発だったショウワノートは、小学館の「ジャポニカ百科事典」とコラボして、中ページに学習百科をとじこみました。
そしてジャポニカ学習帳の特徴といえば「表紙」。学習帳の表紙はイラストが定番だった時代に、昆虫や植物の写真を使用して、他社と差別化をはかったのです。撮影は、昆虫生態写真家でジャーナリストの山口進氏。ジャポニカ学習帳の表紙・裏表紙には、山口氏がこのためだけに撮り下ろした世界各地の珍しい動植物の写真、約1200枚が使われています。
表紙写真に採用された動植物の中でも多かったのが「昆虫写真」。しかし、2012年からジャポニカ学習帳の表紙写真に昆虫の写真が使われなくなったことが、2014年頃、一部でニュースになっていました。きっかけは、親や教師の「気持ち悪い」という声だったといいます。
さてそんな中、2015年4〜6月にAmazon「文房具・オフィス用品ストア」で行われた、 歴代ジャポニカ学習帳人気投票。この企画では、1970年代、80年代、90年代、2000年代からそれぞれ20冊ずつ、歴代の表紙の中から代表的な80冊を用意し、ネットでの人気投票を行いました。各年代のトップ3は、以下の写真の通りです。

……虫ばっかりじゃないかーっ!!!
各年代のトップ3に入った全12種類のうち、実に10種類が昆虫。虫に次ぐムシ。昆虫の中でも、特にカブトムシ&クワガタとチョウ類が人気を二分しています。1970年代の1位はクワガタ、80年代の1位はカブトムシ、90年代と2000年代の1位はチョウとなりました。なーんだ、やっぱりみんな虫が好きだったのね。
今回の投票結果を受けて、投票の結果各年代の1位になったノート4種と、最初のシリーズ「ひまわり」をセットにした「ショウワノート 歴代ジャポニカ学習帳 復刻版5冊セット」が3000セット限定で発売されます。価格は1080円(税込)で、7月7日予約開始、8月7日発売予定となっています。童心に返って学習帳を使いたい人、単純にステキな昆虫の写真が好きな方は是非。

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