朝日新聞、記者のTwitter投稿めぐり謝罪　ナチス旗掲げるデモ写真に「安倍政権支持者」

　朝日新聞は8月5日、同紙の冨永格特別編集委員がTwitterに不適切な投稿をしたとして謝罪した。

　問題のツイートは2日に投稿されたもの。ナチスの旗や旭日旗を掲げてデモをする人の写真とともに、英語・フランス語で「東京であった日本の国家主義者のデモ。彼らは安倍首相と保守的な政権を支持している」という内容をツイートした。批判が多く寄せられたことから、富永記者はツイートを削除し謝罪した。

　冨永記者は投稿について事実関係の裏付けを取っておらず、また写真も無断転載だったという。同紙は富永記者を社名などを名乗ってTwitterを利用できる「公認記者」から外し、コラム「日曜に想（おも）う」の執筆者からも外す措置を取るとしている。記者に対する研修の強化などを通じ、ソーシャルメディアの適切な利用を進めると同紙は述べている。

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