米ニューヨーク市立大学の研究チームが、南太平洋で赤と緑の蛍光色を放つウミガメに遭遇しました。爬虫類の「生物蛍光(biofluorescence)」が確認されたのは世界初のケースで、ナショナルジオグラフィックの公式チャンネルに映像が投稿されています。
光っていたのは絶滅危惧種でもあるタイマイ。同大の海洋生物学調査チームが今年7月、ソロモン諸島付近でサンゴ礁を撮影していたところ、どこからともなく現れたそうです。「生物蛍光(biofluorescence)」とは、体表面に青い光などが当たると別の色として再放出する能力のことで、生物が光を生成したりする「生物発光(bioluminescence)」とは異なります。調査チームでは、カメラに海中と同じ青色の照明を搭載し、レンズに黄色のフィルターをかぶせることで蛍光発光を観察しました。
蛍光能力について分かっている部分は少なく、「どのようにして得たのか?(蛍光物質を食べる、自力で生成する)」「他のウミガメも同様の力があるのか」など解明するべき事柄がたくさんあるとのこと。
今回の発見は、カメの研究者にも大きな衝撃を与えており、タイマイ保護団体(ICAPO)のアレキサンダー・ガオスさんは「本当にとても驚くべきこと」とコメントしています。
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