日々いろんな新聞社から記事の見出し(タイトル)がタイムラインに流れてくるTwitter。先日から日本経済新聞電子版のある見出しが「ラップみたいだ」と指摘され大きく共感を集めています。その名も「パソコン苦境、見えぬ展望 東芝・富士通・VAIO統合」。確かに、韻も踏めば語呂もリズミカル、絶妙なリリックだぜメーン!

話題の記事「パソコン苦境、見えぬ展望 東芝・富士通・VAIO統合」
記事は12月4日に掲載。東芝と富士通、VAIOの3社がPC事業を統合する検討に入ったことから国内PC事業の苦境を示す、経済紙らしい内容です。
しかしTwitterユーザーの@sukimabitoさんは、見出しの違和感にしっかり気づきました。12月13日に記事を引用しながら「ラップじゃん」とツイートしたところ、約3万7000回リツートされるほど話題に。「くちずさんでしまったw」「声に出して読みたい日経」と共感の声が寄せられました。「苦境」「展望」「統合」の韻がそろうわ、3・3・7拍子のリズムで読めるわ、異様な語感の良さと記事内容とのズレが笑いを誘います。
日経電子版広報部の公式Twitter(@webkanpr)は今回の反響に対し、「見出し語をつけるのは整理部という部署の専門記者でして『限られた字数で』『必要な情報を』『読みやすく配置』します。その結果、韻を踏むことになったのかもしれませんね……」とラップのようになった理由を推測。同記事の本紙での見出しは「パソコン苦境、再生への一歩」「東芝・富士通・VAIO事業統合交渉」「成長戦略待ったなし」と特に変わった点はありません。電子版において読者が把握しやすい見出しを考えたところ、たまたまラップっぽくなってしまったのでは。
「韻を踏んでるのは楽しいけど内容が悲しいぞ? うわあ統合しないで」「ラップで草生えたけど内容自体は笑えない」など、見出しのキャッチーさから記事が伝える事実を受け止めたという人も。リズム感だけでなく社会の動きを広く報じる意味でも秀逸な見出しとなっています。

ちなみに東芝や富士通は3社統合について「当社が発表したものではありません」と発表
(黒木貴啓)
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