豪快なジオラマ、マニア心をくすぐる展示も多数。
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横浜・放送ライブラリーで開催中の「ウルトラマン 時を超える珠玉のストーリー展」へ行ってきました。2016年で放送開始から50年を迎えた国民的ヒーロー番組に焦点を当て、模型や映像などさまざまな表現を用いてその魅力を深く掘り下げた展覧会。あの頃をよく知るかつての少年の世代もそうじゃない世代もついつい引き込まれる不思議な世界が場内いっぱいに広がっていました。

会場に入ってまず目を引くのが、「ウルトラマン」の放送全39話を1話ごとに振り返るコーナー。各ストーリーにおける名場面を再現したジオラマや怪獣の人形、話の鍵となったアイテム、写真や映像などを使って表現しています。



このほか、第13話「オイルSOS」に登場した怪獣ペスターを製作した際の造形師・高山良策さん直筆の原画といった貴重この上ないものや、第28話「人間標本5・6」に登場した人間が入れられた試験管の模型、第17話「無限へのパスポート」での科学特捜隊本部の前に現れたブルトンの様子を再現したジオラマ、第26話「怪獣殿下(後編)」で大阪市街で暴れたゴモラのしっぽの様子、第30話「まぼろしの雪山」でのウーを呼びかける声を音声で体験するコーナーなどなど、ずっといても飽きない展示がずらりと並んでいました。
さらに、「ウルトラマン」のメインシナリオライターで2016年で没後40年となる金城哲夫さんの足跡をたどるパネル展示や、最終回放送時の一般のお茶の間の様子をミニチュアで再現したコーナーも。「ウルトラマン」という稀代の人気テレビ番組を通して古き好き昭和の文化を体験できる、エンターテインメントとアカデミックが絶妙に混ざり合った貴重な企画展でした。
さらに場内では、「ウルトラマン」の傑作エピソードや初代ウルトラマンが登場したその後のシリーズのエピソードをピックアップした上映会も開催中。3月に劇場版公開を控える「ウルトラマンX」関連の展示もあるなど内容はこれでもかというほど盛り沢山です。企画展の開催は4月3日まで。入場は無料となっています。
(C)円谷プロ
(ADAKEN)