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1972年に放送された円谷プロの5分間特撮番組「レッドマン」。4月からYouTubeでリバイバル配信がスタートしたことをきっかけに、ネット上で斜め上の方向に人気が再燃しています。

「赤い通り魔」ことレッドマンさん
レッドマンはもともと朝の子ども番組「おはよう!こどもショー」のワンコーナーとして放送されていた平和を愛するヒーローなのですが、ファンの間では「赤い通り魔」と呼ばれる存在に。その理由は低予算・短時間番組という事情による、あまりに唐突で残虐なファイトスタイルにあります。

番組開始と同時に怪獣が登場

と思ったらノータイムで襲いかかる急展開
レッドマンは肉弾戦および「レッドアロー」「レッドナイフ」という刃物を使った物理攻撃が主体のヒーロー。番組が始まると何の説明もなくいきなり「レッドファイト!」と叫んで怪獣に殴りかかり、ボコボコにした挙句、頸椎をへし折ったりアローやナイフをやりすぎなほど入念に突き刺してとどめを刺すという残虐極まりないフィニッシュをキメるのが特徴です。
光線技や爆発など特撮でおなじみの演出もほとんどないため、最後は怪獣の死体を見つめて死んでいることを確認したり(通称「レッドチェック」)、着ぐるみを崖から投げ捨てる「レッドフォール」でオーバーキルしたり、設定上は飛べるはずなのに死体を置き去りにして徒歩で立ち去るといったシュールな終わり方の数々もファンを震撼させる要因になっていました。完全に通り魔ですねこれは……。

刃物をシンプルに突き刺すという身もフタもない必殺技

そして決めポーズの「\(^o^)」
特撮のドラマ部分を大胆に排除した結果、「罪のない怪獣をレッドマンが一方的に襲っているようにしか見えない」などとしてファンの間ではある意味伝説のヒーローとして語り継がれていましたが、リバイバル配信をきっかけにあらためて衝撃を受ける人が続出。ネット上には「レッドマンから殺意しか感じない」「サスペンスホラー」「怪獣を応援したくなる」などの声があふれる事態に発展しました。放送当時は本編の前後に「怪獣おじさん」による内容の解説もあったのですが、YouTubeに投稿されているのは本編のみのため、余計に通り魔感に拍車がかかってしまっているせいもあると思われます。
生々しさが特徴
何も間違っていないのが怖い
視聴者からはこう見える
漫画「つまさきおとしと私」のツナミノユウ先生もハマってしまったもよう
言うこと聞かないとレッドマンが来るわよ!
実際このテンポ感です
深い
放送当時は一応「怪獣おじさん」の解説もありました
「レッドマン」リバイバル配信は毎週月〜金曜日までの18時に、YouTubeの「ウルトラチャンネル」にて更新中。第2話以降は1週間前のエピソードと入れ替えての更新になっているので、レッドマンのやたらと好戦的な活躍を見逃したくない人は今のうちにどうぞ。
(C)円谷プロ
(たろちん)
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