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賃金も2年払われていません。皆さん助けて下さい――。
そんな張り紙を掲載するレストラン「シャンティ(shanti)」に、「本当だったらひどい」「事実なら大問題」と心配の声が寄せられています。

モザイク部分は電話番号
「シャンティ」は東京都豊島区内に5店舗を構えるインド料理レストランで、インド人など14、5人が働いています。支援を求める張り紙は各店舗の入口や店内など至るところに掲載されており、下部には比較的日本語が分かる従業員の連絡先も。
本店(豊島区駒込)で働くジョシさんに話を伺ったところ、同店の従業員は日本語に不慣れな人が多いため、日本人の協力を得て張り紙を書いたとのこと。ジョシさんによると、2015年3月ごろから給与支払いが遅れるようになり、金額も半分に。さらに2016年1月からは完全にもらえなくなってしまったそうです(張り紙には「賃金も2年払われていません」とありますが、正確には約1年3カ月)。
2016年5月末に労働基準監督署に行き、従業員全体で6200万円を超える未払いの給与があることが判明。社長と支払う方法について話し合ったものの、「本当に払ってくれるのか信用できない」というのが正直な意見のようです。現在は店の売り上げを会社に渡しておらず、社長側からは6月17日までに店舗から退去することを求める通告書が出されています。

営業停止と立ち退きを求める通告書
現在、一部の従業員は住む部屋もなく、店で寝泊まりしている状態。以前は従業員13人でマンションの一室を借りて暮らしていましたが、2016年2月末ごろ、マンションが火災にあい、住む部屋だけでなく、私物もほとんどなくなってしまいました。ちなみに当時住んでいた部屋は会社の所有物で、家賃は1人あたり5〜6万円ずつ毎月の給料から天引きされていた形。部屋の中は2段ベッドを5個ほど置くと、あとは歩くスペースくらいしか残らなかったそうです。
もしも通告書通りこのまま店舗を閉鎖した場合、金銭面、ビザなどを考慮すると日本でホームレスになるしかないそう。お金がないため電車にも乗れず、当然故郷に帰ることもできません。また、従業員全員が仕事を見つけ、新しい生活をスタートするには最低でも300万〜500万円が必要だといいます。
日本の言葉や制度が分からず、誰を頼ればよいのかも検討がつかないとのこと。「日本人の社長のもとなら、異国の地でこのようなトラブルに遭うことなく、安心して働けると思っていた」とジョシさんは話しました。
現在、編集部では社長側への取材を試みています。


営業している店内各所に助けを求める張り紙が。当然、これを見て出ていくお客さんもいますが、事情を聞いてくれる人もいるそうです

13人で住んでいたものの、火災にあった部屋を案内するジョシさん。2段ベッドを5つ入れると歩くスペースしか残らない程度の広さだったそう


現在、従業員4人が生活している部屋。今も極めて狭いスペースで寝泊まりしています
(マッハ・キショ松)
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