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マーベル史上最強のヴィラン(悪役)とも呼ばれる最古のミュータント・アポカリプスが登場する「X-MEN」シリーズ最新映画「X-MEN:アポカリプス」(8月11日公開)。7月13日、都内でアフレコイベントが開催され、日本語吹き替え版でアポカリプスの声を担当する松平健さんが登場し、暴れん坊将軍ならぬ“神”の存在感を示しました。

2000年公開の「X-メン」からこれまで5作映画化された同シリーズ。3作目からは新三部作として舞台を過去に移して展開していましたが、最新作の舞台は1983年。第1作につながる内容となっています。
同作でX-MENと対峙(たいじ)するアポカリプスは、古代エジプトの時代から登場する世界最初にして最古のミュータントで、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でも活躍したオスカー・アイザックが演じるキャラクター。ほぼ全てのミュータントのパワーを持ち、不老不死、人間の文明が堕落すると自分が支配して正そうとするまじめチートキャラの彼は、黙示録の四騎士と呼ばれるマグニートーらを従え、X-MENと激しい闘いを繰り広げます。


特殊能力を持てるなら「相手の考えていることが分かれば、事前にいろいろと防げる」からテレパシー能力だと語った松平さん
洋画実写の吹き替え声優は初挑戦の松平さん。この日は、黒いフードで顔を隠し、いにしえ“神”をイメージさせるようなみこしに乗って登場。乗り心地は「ちょっと不安だった。籠(かご)の方がいい」と会場を湧かせました。

続けて、アポカリプスの行動を「一種の世直し」と評価、暴れん坊将軍の役どころと共感できる部分もあるとして、悪役とは思わずに演じたと発言。その後の公開アフレコでは、約1分半の本編映像に合せて地の底から響いてくるような威圧的な声を披露しました。
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