歌川広重作「東海道五拾三次」のカードを「お茶づけ海苔」シリーズに封入する、永谷園の名物企画が約20年ぶりに復活しました。カード付きの製品が、11月より順次販売されています。そういえば子どものころ、意味も分からず集めてたな……(若い人おいてきぼり)。





カードは全部で55種類。「お茶づけ海苔」「さけ茶づけ」「梅干茶づけ」「わさび茶づけ」「たらこ茶づけ」に、いずれか1枚が封入されます。過去の実施時と同様、応募券を規定枚数集めて応募すると、フルセットが当たるキャンペーンも開始。応募の締切は2019年1月31日(当日消印有効)までと長く、じっくり収集を楽しめそうです。

この企画はかつて1965年から約30年間実施されていたもの。「お茶づけ海苔」を手作業で生産していた時代、検査確認の意味で封入されていた検印紙に、文化普及の一助になればと絵画を印刷したのが始まりだそうです。
やがて喜多川歌麿や東洲斎写楽、ルノワールやゴッホなど東西の芸術家による作品がカードのラインアップに加わり、キャンペーンへの累計応募数が約500万口に及ぶほどの反響に。1997年に「キャンペーンとしての役割を果たした」として休止されましたが、消費者の要望や近年の日本文化への注目を受けて復活が決定しました。
昭和40年(1970年)代生まれの筆者にはなじみ深いカードですが、若い人は知らないのでは……と思っていたら、永谷園が実際にアンケートをとっていました。「東海道五拾三次カード」の認知度を全国20〜40代の男女319名を対象に調査した結果、40代では約70%が知っているのに対し、20代では約40%に。個人的には、4割もの若者に知られているのかと思いつつも、ジェネレーションギャップと自身の老いを感じる調査でした。

(沓澤真二)
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