ハリー・ポッターの新シリーズとして公開から5日間で動員100万人を突破するなど話題の映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。“ファンタビスト”と呼ばれるファンを世界中に生み出していますが、そんな熱狂を生む作品のトリビアを幾つか挙げてみました。

ニュートはハリー・ポッターの先輩

主人公ニュート・スキャマンダーは、おっちょこちょいで人見知りな魔法使いで、魔法動物(ビースト)の調査で世界中を旅する魔法動物学者。彼は、かつてホグワーツ魔法魔術学校で学んだ“ハリーの先輩”で、ハリー同様、若き日のダンブルドアに気をかけられていました。ちなみにニュートの所属はハッフルパフ寮。ニュート先輩ちっすちっす。
ニュートの書いた本がハリーたちの教科書に

諸事情でホグワーツを退学となり(諸説有り)、魔法省の職員となったニュート。魔法動物を調査した冒険の後、その記録を基に著書「幻の動物とその生息地」を記します。この本は魔法界でベストセラーとなり、後にホグワーツの指定教科書となってハリーたちも授業で使用。この本の中には、日本の魔法動物として“かっぱ”の記述も。ファンタビの続編でかっぱが登場(関連記事)?
ニュートは『ハリー・ポッター』シリーズに既に登場していた

2004年公開の映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で登場する、ホグワーツにいる人物の名前が記された「忍びの地図」。その中には“ニュート・スキャマンダー”の名前が確認できます。つまりこのとき、ニュートはハリーのすぐ近くにいたもよう。壮大な伏線。
“透明マント”はこの魔法動物から作られていた

さまざまな魔法動物が登場する同作で、原作者のJ.K.ローリングが特にお気に入りなのは、絹のようなシルバーの毛が全身を覆うデミガイズ。おどろかされると透明になって姿を消す特性があり、熟達した魔法使いにしか見えなくなってしまいます。
実は、何度もハリーたちのピンチを助けてきた“透明マント”の素材はこのデミガイズの毛皮。乱獲ダメ! ゼッタイ!
12月2日は日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が放送。注意深く見てみると、シリーズにちりばめられた未発見のトリビアもあるかもしれません。

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(五月アメボシ)
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