2016年のバレンタイン商戦に突如無謀な参戦を果たした「明星 一平ちゃん」(関連記事)。その暴走はとどまることを知らず、クリスマスシーズンには「ショートケーキ味」も爆誕。さらに今年の1月9日には「チョコソース」第2弾の発売も控えています。明星食品は一体何を考えているのか? 商品担当者に話を聞きました。

なぜスイーツ焼きそばを作ろうと思ったのか? 明星食品の担当者に聞いた
―― ずばり、昨年発売された「チョコソース」「ショートケーキ味」の売れ行きはどうでしたか?
はっきりいって、弊社の想定を超える好調な販売実績でした。「チョコソース」も「ショートケーキ味」もどちらもバリエーション品の中では上位の売上です(一番ではないです)。「チョコソース」は想定のおよそ3倍、「ショートケーキ味」は約1.3倍の販売数量でした。
―― そもそも“スイーツ系”カップ焼きそばが誕生したきっかけは何だったのでしょうか。
肉じゃが、煮物、みたらし団子など、日本人は古来より“甘じょっぱい”味わいに親しんできました。お菓子でも、塩キャラメルや柿チョコ、ロイズの「ポテトチップチョコレート」、カルビーの「ポテトチップスしあわせバタ〜」など、“甘じょっぱい”をキーワードにしたものは支持を得ています。これらを参考に、“甘じょっぱい焼そば”もアリなのでは? と試したのが、「チョコソース」誕生のきっかけでした。

―― 食べた人からはどのような感想が寄せられていますか。
ご存じの通り、「チョコソース」「ショートケーキ味」共に非常に賛否を呼んでいる商品のため、おいしい、まずい両方の意見をいただいております。弊社としてはおいしいやまずいといった領域を超える新しい味覚の世界を提案したいので、賛否どちらにせよ、反応がいただけるのはうれしいことです。みんなでわいわい楽しんでいただければと思っていますので、お口に合わなかった場合は素直にdisっていただいて大丈夫です。

―― 「チョコソース」はバレンタインに合わせ、来年以降も恒例化するのでしょうか?
現時点で断言はできませんが、この時期の風物詩と言われるよう継続して取り組んでいきたいです。また、まだ詳しくはお伝えできませんが、甘じょっぱい“スイーツ系”の焼そばは他にもいろいろ試作しています。チョコに限らず、年に1〜2回はユニークでわくわくする味わいに挑戦していきたいですね。今後も“めんスイーツ”という新たな文化を育んでいきたいと考えておりますので、どうぞご期待ください。
渾身の一発ネタかとおもいきや、まさかの続編が誕生してしまったスイーツ系「一平ちゃん」シリーズ。しかし話を聞いてみると、やみくもに奇をてらっていたわけではなく、古くから親しまれてきた“甘じょっぱい”味覚をヒントに作られていたことが分かりました。今年はペヤングからも「チョコレートやきそばギリ」が発売されるなど、さらなる激化の様相を見せている“スイーツ系”カップ焼きそば界。次は一体どんな味で攻めてくるのか、予断を許さない状況が続きそうです。

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