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2016年3月に「あわじ国(こく)」への独立を宣言した南あわじ市が(関連記事)、新たな取り組み「VR」(バーチャン・リアリティー)を公開しました。1人ぼっちで食事を摂る「孤食」の寂しさをVR(バーチャル・リアリティー)で解決するというものなのですが、案の定斜め上な内容です。

バーチャン・リアリティーによる食事中。サイバーパンク感があるな……
一人暮らし世帯の増加により、「孤食」をする人が増えている現代。VR(バーチャン・リアリティー)はそんな都会暮らしで疲れた人に癒やし空間を提供し、田舎暮らしに興味を持ってもらうための試みです。

使い方は簡単で、料理を作り(動画内では公式サイトに記載されている“あわじ国料理”を推奨しています)、VR(バーチャン・リアリティー)動画をスマートフォンで再生しながら「ハコスコ」のようなVR(バーチャル・リアリティー)機器で再生するだけ。前が見えなくなりそうですが、ハコスコと目の間の空間からちゃんと料理が見えるとのこと。

あわじ国料理を作る

スマートフォンでVR(バーチャン・リアリティー)動画を再生する

VR(バーチャル・リアリティー)機器にセット

食事をする。いつもよりおいしい!(?)

手元はちゃんと見えます
肝心のVR(バーチャン・リアリティー)動画はちゃんとVR(バーチャル・リアリティー)に対応した360度動画となっており、田舎のお婆ちゃんを含め家族で食事をしているような気分になれる内容となっています。お婆ちゃんと一緒に食事をすることで、「孤食」の寂しさを感じずに済むという仕組み。

こんな感じの映像が流れます
「田舎」「お婆ちゃん」「孤食の解決」という牧歌的なテーマを取り扱いながら、その解法はサイバーパンクの極み。「広大な自然に囲まれ豊かな暮らしを送っていると思っていた自分が実は培養液に漬けられた脳みそだった」みたいな、星新一感に溢れています。これがテクノロジーが行き着く先なのか……。
ちなみに、一見ジョーク的な印象を受けますが、試み事態は至って真面目なもの。1人で食事をしているときでも鏡を見ながら食べた方がおいしく感じるという実験結果もあり、「誰かと一緒に食べている」と感じることが重要なのだそうです。VRでも、同じような効果が期待できるのではないかとしています。

大事なのは雰囲気
相変わらず地方発の「まずは話題になろうぜ」感に溢れた企画ではありますが、科学的な実験結果と田舎の良さを技術でつなぐという試みはなかなか面白いのではないでしょうか。VR自体まだまだ新しい技術なので、こんな風に「間違っているのではないか」と感じるような斜め上な使い方ができるのも今のうちかもしれません。
どうせVRなんて人に見られても大丈夫な使い方してる人の方が少ないぐらいでしょうし、ちょっとぐらい踏み外していきましょう!
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